02 MAR/2020

こだわりのバナナジュース専門店「sonna banana」が話題に! 代表・野田枝里さんに聞く起業ヒストリー

彼女たちがたどり着いた愛すべき仕事たち
これが私の生きる道!

幸せな働き方は自分で選べる! 新時代に輝く女性たちへのインタビュー

sonnna banana

バナナジュース専門店『sonna banana』代表
野田枝里さん

1989年生まれ、岐阜県出身。地元で飲食店経営を経て上京。六本木や銀座で接客業を経た後、2016年3月、八丁堀にバナナジュース専門店「sonna banana」をオープンさせる。今や、沖縄と都内に5店舗を構えるほか、各地のイベントにも呼ばれる人気店に。メディア取材も多数

――あなたのお仕事は?

バナナジュース専門店「sonna banana」の代表です。都内は八丁堀のほか、広尾と南砂、あと沖縄にもお店があり、私を含めて5人の社員でお店を回しています。

よく店名の由来を聞かれるのですが、ちょっとした思いつきです(笑)

sonnna banana

友人に、バナナジュース屋さんをやろうと思っている、お店の名前は「そんなバナナ」にするつもりだって話したら、ちょっとした笑いが起きて。コレだって即決しました。

普段から「人を面白がらせたい!」と思って生きている人間なんです。

――この仕事を始めたきっかけは?

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地元で飲食店をやっていたのですが、その後上京して夜の世界へ。雇われの身が物足りなく感じてしまって、私はもっとがむしゃらに働くほうが性に合っていると気づきました。

そんなとき、たまたま友人からミキサーをもらったんです。せっかくだから何か作ろうと思って始めたのがバナナジュース。

そのうち、「めちゃくちゃおいしくできないかな」って思うようになり、そこからいろいろ調べだしたんですよ。

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もともとハマると、とことん追求したくなるタイプで。スーパーでバナナを買い込み、研究に研究を重ねた結果、究極のバナナジュースが完成しました。

そしたら、飲み始めて10日くらいで体に異変が……。バナナの食物繊維のおかげでお通じがよくなり、今までなかったほどスッキリして(笑)

こんなに健康的になれるのなら、みんな朝のコーヒー代わりにハマってくれたらいいなと思って、バナナジュース屋さんを始めることにしたんです。

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やるからには、専門店にしようと決めていました。一つのものにこだわっているほうが、絶対においしいに決まってる。なぜなら、作り手のエネルギーが集中するから。

なので、当初のメニューは、スタンダードなバナナジュース1種類だけ。

オープンしてすぐに常連さんができて、2日目、3日目、と通ってくださったのですが、どうしたらもっと喜んでもらえるかな、飽きさせないためにはどうしたらいいかなって悩んでいました。

考えた結果、何か入れてみようと思いつき、手始めにいちごを入れてみることに。そしたら、そのお客様がすごく喜んでくださって。

そこから黒ごまや、ココア、甘酒と、どんどん増えていきました。今ではトッピングは20種類ほどに。バナナの種類も増え、広尾店では牛乳も数種類から選べるまでに。

すべてお客様を喜ばせたいという思いから始まったこと。お客様の反応をみて決めたことばかりです。

sonnna banana

お絵描き風のロゴは自身で考えたデザイン

――お店のこだわりは?

材料は、バナナと牛乳だけ! 砂糖不使用なのに、まるでシェイクのような濃厚な味わいが特徴です。

それを支えるのが、南砂にあるバナナ部屋。徹底した温度管理のもと、最適な味に熟すまで保管しています。季節によって細かく温度を調整し、そのとき一番おいしいバナナジュースを仕込んでいるので、ぜひ飲みにきてください。

――これから何かを始めたい人へのアドバイスは?

エネルギーがMAXな「やろう!」と思ったときにやる。あと、お店を続けるには、まずは半年頑張ってみよう、次は1年、そうやって少しずつ目標をおくといいですよ。

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――あなたにとって理想の仕事(働き方)とは?

仕事を楽しむこと。自分が楽しまないと、周りを楽しませられないじゃないですか。「何これー!(笑)」っていうイベントが多いのもうちの特徴です。

一日店長とか、新メニュープロデュースだとか、突き抜けた企画でお客様を驚かせていきたいです!

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※この記事は『これが私の生きる道! 彼女がたどり着いた、愛すべき仕事たち』(世界文化社)より、転載しております

『これが私の生きる道! 彼女がたどり着いた、愛すべき仕事たち』(世界文化社)

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