Instagramで”いいね”を集めるために必要なスキルとは? 企業が積極採用中のSNSマーケターの仕事

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湘南美容クリニック

ここ数年、商品やサービスの情報をSNSで発信し、認知度・好感度を高める「SNSマーケティング」に力を入れて取り組む企業が増えている。

そこで必要とされるのが、「SNSマーケター」。InstagramやLINE、YouTubeなどのSNSに精通し、プロモーション企画や販促強化などのマーケティングに取り組むポジションだ。

IT・Web業界の転職に詳しいキャリアアドバイザーの青柳真理子さんによると、「この1年で、SNSマーケターの募集が明らかに増加傾向」にあるという。

今、企業の採用ニーズが高まるSNSマーケターとは、一体どんな職業なのだろうか。

「SNSに強いデザイナー」の採用ニーズが急上昇

昨年行われた市場動向調査によると、2020年のSNSマーケティングの市場規模は5,519憶円。2025年には、1兆1,171億円規模にまで市場が拡大することが見込まれている。

「企業のマーケティング活動において、SNS活用の重要度は年々増加傾向。SNSマーケティング専門の部署を新設して採用を行う企業もあります」(青柳さん)

SNSと一括りに言っても、その種類は千差万別。それぞれのSNSの特徴、ユーザーの傾向などを把握し、クリエイティブを使い分ける目が必要となってくる。

今後は、SNSの運用に加えて、その他にも強みとなるスキルを持っている人材のニーズが高まっていくことが予想されるという。その一つがデザインスキルだ。

「SNSに投稿するクリエイティブを自分で作成したり、デザイナーにうまくディレクションができる人材が求められるケースも少なくありません」(青柳さん)

「デザインしかできない」デザイナーではいられない

「好きな言葉は情熱です」のテレビCMでもおなじみ、国内大手美容医療クリニック『湘南美容クリニック』も、デザインスキルを重視した採用を行っている。

同社採用担当・城田さんによると、同社ではSNSマーケティングを専門的に行う「クリニックプロモーションプランナー」というポジションを設けているという。

「私たちの顧客層は、SNSを日常的に利用している女性が中心。そのためダイレクトに情報を届けられるSNSマーケティングとの相性が非常に良く、今後の集客活動の柱として据えています。

そこで、SNSマーケティング成功のカギとなるデザインセンスを持った人材の採用に今注力しているところです」(城田さん)

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クリニックプロモーションプランナー
髙藤さん

前職は広告代理店のデザイナー職として従事。2021年4月に、湘南美容クリニックに入社。InstagramやLINEを活用したSNSマーケティングを専門的に行っている。

同社クリニックプロモーションプランナーの髙藤さん(25歳)は、今年の4月に湘南美容クリニックに入社。前職では、デザイナーとして広告代理店に勤務していた。

「前職では、クライアントのパンフレットやWeb制作を手掛けていました。約3年働きましたが、作成後の反響等が見えず、分析まで携わりたいと思い、転職を決めました」(髙藤さん)

終電帰りが毎日続く激務の中で、仕事の成果が見えないことから手応えも感じられずにいた髙藤さん。これまで培ったデザインスキルを生かすことができ、自分が作ったクリエイティブが世の中に与えた影響が分かる仕事を探した結果、湘南美容クリニックの「クリニックプロモーションプランナー」の仕事に出会った。

「クリニックプロモーションプランナーは希望の仕事にぴったりでした。マーケティングの知識はなかったのですが、SNSマーケティングの仕事ができるようになれば、自分の可能性がますます広がると思ったんです」(髙藤さん)

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デザイナーとはいえ、「デザインスキルだけ」では今後やっていけないのでは、という不安を抱えていた髙藤さん。デザインスキルとSNSマーケティングの知見を掛けあわせることができれば、自分の強みになると確信した。

SNS投稿は鮮度が命。旬な情報を即届ける

髙藤さんはクリニックに勤務し、所属するクリニックのInstagramやLINE、メールマガジンで使用するデザインの企画・制作・分析や、院内ポスターやチラシのデザイン、Webサイトの更新などを任されている。デザイナーとしての経験が生かされるシーンは豊富だ。

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「SNSへの投稿内容は、シンプルな画像のときもあれば、施術の説明を分かりやすくデザインするときもあります。投稿を見た方にクリックしてもらいやすくするにも工夫が必要で、そこも腕の見せどころの一つ。SNSごとに反響が得られる投稿内容も変わるので、それぞれのメディアで響くデザインを考えます」(髙藤さん)

最近では、コスメのトレンドにもなっているグラデーションをデザインに取り入れた画像を発信し大きな反響があったとうれしそうに話す髙藤さん。

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髙藤さんがデザインしたInstagramの投稿画像

「デザイナーも、マーケターも、トレンドへの感度が高いことが大事。自分の好きなこと、得意なことが今の仕事でもしっかり生かされています」(髙藤さん)

世の中のトレンドを取り入れるだけでなく、クリニックについての旬な情報を発信していくことも髙藤さんの大事な仕事だ。

そのために、ドクターや、現場をよく知るマネジャーなど、さまざまな職種の同僚ともコミュニケーションを重ねている。

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「SNSで発信する情報は、鮮度が命。今日起きた出来事や耳にした現場の声をスピーディーに投稿に反映します。写真素材が足りないときは、自分で撮影することも。クリニックに勤務しているので、デザイナーにありがちな“素材待ち”のストレスはありませんね」(髙藤さん)

分析などのマーケティングは未経験だったが、研修や業務を通じて必要な知識を増やすことができた。専用のツールを使い、SNS投稿の分析や、フォロワー数を伸ばす施策の検討などを行っている。

「自分の投稿にたくさんの“いいね”が付いたり、クリック数やフォロワー数が増えたり、仕事に対する反響が数字になって表れるのは大きなやりがい。手応えを感じます」(髙藤さん)

転職したばかりの頃は、「デザイナーの道を極めること」を手放した自分にうしろめたさもあった。しかし、今では自分の決断は「正しかった」と迷いのない様子で髙藤さんは話す。

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「デザイナー時代に抱えていたキャリアの不安が解消されました。SNSマーケティングは、あらゆる業界で必要とされる仕事。自分のマーケティング感覚をさらに磨いて、お客さまと会社、両方に貢献していきたいです」(髙藤さん)

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取材・文/上野真理子 編集/秋元祐香里 撮影/明星暁子