ボスの教えと現実のギャップ「仕事はパートオブライフ。ヘルシーに楽しくね」と言われたものの?/週末北欧部chikaのフィンランドおしごと日記
北欧好きをこじらせたchikaさん。会社員生活を経て、ついに憧れのフィンランドで寿司職人としてのキャリアをスタート! ワークライフバランスや男女平等の先進国ともいわれるフィンランドでの、リアルなおしごと事情を紹介します
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【前回のお話はこちら】
フィンランドでの寿司職人生活、初日はボスたちとサウナでチームビルディング?





フィンランドのレストランは祝日出勤だと給与が2倍に!
「パートオブライフってステキな考え方だな〜」と思ったところからの、まさかの長時間労働というオチでした(笑)
同僚いわく、繁忙期のレストランはこんな感じが一般的みたいです。働き方の先進国といわれるフィンランドですが、早速イメージと現実のギャップに直面しましたね(笑)
繁忙期のバタバタが落ち着けば、働き方も変わる?
そうですね。フィンランドでは「レストラン業界でも8時間労働を基準にしましょう」という概念があるようです。
また、日曜日休みのレストランも多く、うちのレストランも同様です。なので土曜日は日本でいう華金のようなイメージで、営業後にレストランの仲間たちと参加自由の飲み会があったりもします。
多くのお店が日曜定休であれば、人と休日を合わせにくい飲食業の悩みも解決しますね。
仮に休日の出勤が必要な場合は、手当があることが多いみたいですね。知り合いの寿司職人の方も、祝日の勤務時には給与が2倍支払われているそうです。
給 与 が 2 倍 !!
もちろん店舗によって異なる部分もありますが、残業や休日出勤へのケアは手厚い印象です。
まだわからないことがたくさんあるので、私もこれからフィンランドの法律を勉強していきたいと思っています。
現地のユニークな制度のシェア、楽しみにしています!

週末北欧部 chika
北欧好きをこじらせてしまった人。フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。そんなこじらせライフをSNSアカウント「週末北欧部」にて発信中
Twitter:@cicasca / Instagram:cicasca
編集/天野夏海
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