16 MAY/2022

フィンランドでの寿司職人生活、初日はボスたちとサウナでチームビルディング？【連載：週末北欧部chikaのフィンランドおしごと日記】

【週末北欧部 chikaさん連載】

フィンランドおしごと日記

北欧好きをこじらせたchikaさん。会社員生活を経て、ついに憧れのフィンランドで寿司職人としてのキャリアをスタート！ワークライフバランスや男女平等の先進国ともいわれるフィンランドでの、リアルなおしごと事情を紹介します

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上司とサウナってハードル高くない……？

編集部

サウナが有名なフィンランドらしいエピソードですね。

フィンランドでは職場のみんなでサウナに行くのは珍しいことではないんですか？

chikaさん

そうですね。

フィンランド人の友達からは「学生時代からサウナで男女一緒にミーティングしてたよ」と聞いていましたし、それだけサウナは身近なものなんだと思います。

編集部

日本も「裸の付き合い」などお風呂文化はあるものの、水着着用でも職場の人と一緒に行くのはハードルが高い気がします。

セクハラで問題になりそうだし、同性の上司であっても抵抗がある人は少なくないような……。

chikaさん

男女混浴のサウナで恥ずかしさを感じないの？と友人に聞いたら、「サウナで性的な感情を持ったことは一度もないよ」と言っていました。

また、その友人は「誰がどんな体をしているかを気にしたことがないし、みんな生まれ持って美しい体なのだから隠したり恥じたりする必要もない。サウナは、ありのままを尊重する場なんだ」とも教えてくれて。

フィンランドの人たちにとって、サウナは社交の場であると同時に、尊重の場でもあるようです。

編集部

性別やファッションなどに関係なく、個人として尊重し、交流する場所。

本当の意味で「裸の付き合い」ができるのが、フィンランドの人たちにとってのサウナなんですね。

週末北欧部 chika

北欧好きをこじらせてしまった人。フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。そんなこじらせライフをSNSアカウント「週末北欧部」にて発信中
Twitter：@cicasca / Instagram：cicasca

編集／天野夏海

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