リモートワーク中、約7割の女性が「後輩のサボり疑惑」を抱いている! 先輩たちが実践するサボり対策とは 【100名アンケート】
コロナ禍を通じて一気に広まったリモートワーク。
働いている姿が見えないからこそ、後輩に対して「もしかして仕事をサボっているのでは……?」という疑念を抱いてしまうこともあるのでは?
そこで20~30代の働く女性100人に、「リモートワークで後輩が仕事をサボっていると感じたことがあるか」を聞いてみると、約7割が「ある」と回答。
「このモヤモヤ、私だけじゃなかったんだ……」と救われるような気持ちになる人もいるのではないでしょうか。
では、一体どのようなシチュエーションで後輩にサボり疑惑を抱いたのでしょう? エピソードを聞いてみました。
「オンライン会議中、携帯を見ながらニヤニヤしていた。絶対私用のメッセージを閲覧中」(39歳/一般事務)
「リモートで画面上は『はい、はい』と相槌をうっていても目線が別の画面を見ている様子で、返答を求めても『聞いていませんでした』と言ってきた」(38歳/福祉関係)
「いつも下を向いていて全く画面を意識していない」(35歳/一般事務)
「メールの返信が基本的に1時間後。電話をしてもほぼ出ず折り返しが遅い」(37歳/営業事務)
「チャットはオンラインなのに、返事が妙に遅い」(38歳/一般事務)
「コピペするだけの簡単な作業にも関わらず、こんなに時間があってそれだけ……? という進捗だった」(28歳/会社員)
「とても簡単な資料作成なのに2日後に作成完了の返事が来た」(28歳/エンジニア)
「作業データの作業日が前日の日付になっている。どうやら出勤時にやり溜めて、リモートワークの日にやっているふうを装っている」(39歳/DTPオペレーター)
「会議や電話中に外の雑音が入ることが多く、明らかに外で遊んでいる」(36歳/経理)
「業務時間中にSNSを更新している」(28歳/営業)
「明らかに業務時間と思われる時間帯のTwitter投稿を複数回見かけて、サボっているなぁと思った」(32歳/金融)
「Teamsのマークがパソコンを触らずに10分程度たつと緑(オンライン状態)から黄色(離席)に変わるため、その時間が長いとサボっていると感じる」(35歳/製薬会社)
「本社にあるPCに自宅から遠隔でログインでき、自宅で作業していると本社のPC画面が動くはずだが、動くことがほぼない」(27歳/一般事務)
「社内チャットアプリで1時間くらい離席中と表示されていたとき」(24歳/システムエンジニア)
「オンライン会議中、常に画面をオフにしていて返事が遅い」(33歳/一般事務)
「急ぎの案件でWeb会議が急きょ行われた際、『今日メイクしていないので! あと風邪を引いて声も出なくて!』という理由で動画も音声も頑なにオフにしていた時」(39歳/ライター)
「午後なのに電話の声が明らかに寝起きだった」(28歳/IT企業)
「オンラインでの打ち合わせ時間になってもすぐに現れなかった。しばらくしてから『ネットの調子が悪かった』と現れたが、多分、寝ていたか時間を見ていなかったのだと思う」(26歳/土木設計)
どう考えてもサボっている……! と思ったとしても、リモートゆえに確証が持てないのがつらいところです。
そこで後輩にサボっている疑惑を追求したことがあるかを聞いてみると25%の人が「はい」と回答。
追求した際の後輩の反応を聞いてみると、驚きの言い訳が集まりました。
「外の雑音が多いけど、どこにいるの? と聞くと、近くで工事をしてるとの回答。工事の音なら、テーマパークで聞こえるような音楽や放送は入らないと思う」(36歳/経理)
「質問をすると『もう一度いいですか?』と聞き直されることが多かったので『資料以外で今何か見てる?』と聞いたところ、『もらった紙の資料を打ち出してスマホに落としていて……』とのこと。一体なぜそんな面倒なことをするのか……」(33歳/医療事務)
「家のWi-Fiとパソコンの調子が良くない。データが固まってしまったと言われた」(31歳/一般事務)
「チャットアプリの不具合でチャットが届いていませんでしたと言われた」(28歳/カスタマーサクセス)
「『パソコンに謎のエラーが起きて再起動させていました』と謝られたが、同じことが10日に一度は起きていたので、本当かなと疑ってしまった」(28歳/一般事務)
中には「Zoomの画面を録画して追求した」(33歳/一般事務)という、証拠とともに後輩に迫った強者もいました。
とはいえ、できることなら後輩に対してサボり疑念を抱かずにいたいもの。そこで、自分の後輩がサボってしまわないように工夫していることを聞いてみました。
「昼休みと夕方に業務の進捗を報告させることにしている」(29歳/一般事務)
「業務進捗表を毎日提出させている」(29歳/一般事務)
「当日行った業務内容を提出してもらう。作成した書類など実際に作業をした内容が分かるデータの提出をお願いし、明らかに仕事をした形跡がなければ追求する」(33歳/一般事務)
「サボれないくらいの仕事量を割り振っている」(29歳/研究職)
「あえてすぐに仕事に取り掛からなければいけない急ぎの業務をお願いしている」(37歳/エンジニア)
「勤務時間中のツイートに『仕事中では笑』とコメントした」(32歳/金融)
「リモート画面で後輩の目線が別の画面を見ている場合、定期的に後輩へ意見を求めるようにした」(38歳/福祉関係)
「『リモートでも目線の動きって結構見えるんだよね』と伝えた上で、なるべくこまめに質問を投げるようにした」(33歳/医療事務)
「普段の会話の中で、『サボっているのは分かる』アピールをしている」(28歳/事務)
「時々質問をチャットで後輩に送り、返信させるようにしている」(25歳/営業事務)
「オンライン上でも、こまめにコミュニケーションを取って、後輩が一人きりで長時間作業している時間がないようにしている」(32歳/営業)
その他の回答では、「『確認しました』の一言でいいので返信をお願いしますと伝えている。それでも返信がない場合、『仕事が進まないので困っています』と上司に相談するようにしている」(31歳/一般事務)という意見も。
改善を試みた上で手に負えない場合は、上長から注意してもらうのも一つの手ですね。
女性たちの工夫を参考に、後輩が集中して仕事に取り組める環境をつくっていきましょう!
【調査概要】
●調査方法:20~39歳の女性へのWebアンケート(クラウドワークス)
●調査期間:2022年10月07日~2022年10月20日
●有効回答者数:100名
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