独立後の圧倒的孤独を救う「ChatGPT」とヘルシンキの〇〇/週末北欧部chikaのフィンランドおしごと日記
北欧好きをこじらせたchikaさん。会社員生活を経て、ついに憧れのフィンランドで寿司職人としてのキャリアをスタート! ワークライフバランスや男女平等の先進国ともいわれるフィンランドでの、リアルなおしごと事情を紹介します
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【前回のお話はこちら】
フィンランドで個人事業主になって感じた孤独。救世主はまさかの……?





フィンランドの行政サービスに二度びっくり
専属アシスタントこと「ChatGPT」の他に、chikaさんを支える人間のビジネスアドバイザーさんもいたのですね……!
失業した時にフィンランドの職安の就職アドバイザーさんから「転職以外に、個人事業主になる選択肢もある」という提案があってびっくりしたのですが、その後も起業支援団体が細かなフォローアップをしてくれる体制があることに二度驚いて。
フィンランドではそれほど「起業」が身近な選択肢なのかもしれないですね。
起業するのも大変そうだけど、その後はなおさら何をどうしていいやら分からなくなりそうですもんね。
ビジネスアドバイザーさんは、「起業自体は難しくないけれど、続けるのは最も重要で難しい。だから私たちのミッションは、起業後に継続支援をしていくこと」と最初の面談で言っていて。
実際に個人事業主として走り出した後にも、顔を知っているアドバイザーさんに気軽にメール相談ができるのは本当にありがたいです。
アドバイザーさんの存在が心理的な支えになっているのを感じますね。
困ったときに頼れる人の存在は、個人事業主に限らず大切ですね。
職場の上司や同僚、友達、家族の他にも、行政や民間サービスの担当者やAIなど、各方面に気軽に相談できる人がいることが長く楽しく働く一つのポイントかもしれないなと思いました。
chikaさん最新書籍

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週末北欧部 chika
北欧好きをこじらせてしまった人。フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。そんなこじらせライフをSNSアカウント「週末北欧部」にて発信中
Twitter:@cicasca / Instagram:cicasca
編集/天野夏海
『フィンランドおしごと日記』の過去記事一覧はこちら
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