【働く女性アンケート】「人のオーラが見える」「クレームの電話が分かる」働く女性たちが明かす“履歴書には書けない”長所
就活を終え、社会に出て数年。生活における仕事の割合が増える中で、「自分の強み=仕事で役立つスキルや特性」のように考えてしまっていないでしょうか?
でも、本来の強みは仕事だけにとどまらないもの。子どもの頃を思い出せば、きっと今より伸び伸びと自分の特技や長所を捉えていたはず……!
そこで働く女性100人にアンケートを実施。
「履歴書に書くようなことではないけれど、自分のここがすごい」と思うポイントがあるか尋ねると、45%が「ある」と答えました。
Q1. Q. あなたには「履歴書には書けない長所」がありますか?(職能ではない特技、能力など)
一体どのような長所があるのでしょうか? 女性たちの「自分のここがすごい!」アピールをとくとご覧あれ!
「運動神経が良く、足が速い」(32歳/MC業)
「元駅伝選手で、長距離を走るのが得意。人よりスタミナもある」(35歳/一般事務)
「ボール投げが得意。ストラックアウトは元野球部の夫より上手です」(32歳/看護師)
「足腰が強い。片道2時間くらいなら、車を使わず徒歩で行ける」(36歳/経理)
「10〜20代の男性よりも力が強く、怪力と言われます。掃除をする時は中身がパンパンに詰まったタンスなどを一人で動かしています」(34歳/アパレル店員)
「視力がずっと2.0」(25歳/一般事務)
「熱が出ない。中学生で出たのが最後。寝込まない」(34歳/販売サービス)
「脚が長く細身なので、周りからモデルさんみたいだねと褒められてきた」(26歳/経理)
「絶対音感がある」(28歳/福祉職員)
「早口言葉を噛まずにスラスラ言えます」(28歳/一般事務)
「カラオケの採点で90点以上しか出さない」(36歳/Webデザイナー)
「声が大きく、うるさい場所でも通りやすい」(32歳/エンジニア)
「眉毛の可動域が広い。マスクしていても表情豊かに見られたのでコロナの時は助かった」(25歳/一般事務)
「いつの年代にどんな出来事があったか、大体記憶している」(28歳/一般事務)
「世界地図が好きでほぼ暗記している」(29歳/美容系メーカーの事務)
「世界中の国旗をほぼ暗記している。国旗を見ただけでどこの国か分かる」(28歳/飲食店スタッフ)
「人のオーラみたいなのがボヤッと見える」(26歳/営業)
「オラクルカード占いが得意。試合結果など9割の確率で的中できる」(35歳/一般事務)
「クレームや面倒な電話が出る前になんとなく分かる。忙しいフリをして出ない」(38歳/営業事務)
「試験前に限って予知夢を見ることがあり、学生時代はテストの問題を当てまくった。弟の入試問題の夢も見たので事前に伝えて対策したところビンゴ! とても感謝された」(33歳/営業企画)
「笑顔で平然とうそをつける」(31歳/経理)
「逃げ足が速い」(37歳/一般事務)
学生時代を彷彿とさせる「運動が得意」「記憶力が良い」といった長所から、もはや人智を超えた何かなのでは……?と思わされる強みまで、バラエティー豊かなアピールポイントが集まりました。
中には「昆虫採集が趣味で、昆虫について詳しい。飼育経験も豊富」(26歳/企画)という声も。推し活ブームでオタクが脚光を浴びる今、強みと自覚していないだけで「その分野のことならお任せあれ!」という人は他にもいそうです。
また、今回は「履歴書には書けない長所」を聞きましたが、「それ、書けるんじゃない?」という回答も多数寄せられました。
「人の名前を覚えるのが割と早い」(24歳/事務)
「人の誕生日を覚えるのが得意。2度ほど聞けばその後は忘れない」(35歳/一般事務)
「言葉は撤回できないというのをモットーにしているので、自分の発言はもちろん、相手の言ったことも覚えています」(35歳/経理)
「細かいことを永遠にやり続けられる」(37歳/一般事務)
「小学6年生から22年間日記をつけている。死んだときの処理をどうしようか今から悩ましい」(33歳/営業企画)
「残業になると燃える」(37歳/経理)
「ネパール語が話せる」(39歳/一般事務)
「速読ができる。小説はもちろん、漫画や新聞などどのような書類でも瞬時に読める」(26歳/ライター)
「文章を書くのが得意。大人の恋愛小説をWebサイトに書いて、閲覧数1位になったことがある」(38歳/医療事務)
「人の話や相談事を聞くのが得意。そこまで仲良くない人からもプライベートの相談を受けることがあり、お金を取って人生相談の仕事ができるのではないかと思っている」(33歳/事務)
アンケート結果を見ていると、実は自分が気付いていないだけで、長所って結構あるのかも……と思わされます。
中には回答を読んで、「こんなことを長所って言っていいの?」と思った人もいるのではないでしょうか。
自分では大したことないと思ってしまうようなことでも、ちょっとした長所をかき集めていけば大きな自信になるかもしれません。
「何かに役立つわけじゃないし……」なんて卑下せずに、まずは自分のすごさにきちんと目を向けて、小さなことから「私、すごい!」と褒め称えていきましょう!
【調査概要】
●調査方法:20~39歳の女性へのWebアンケート(クラウドワークス)
●調査期間:2024年07月24日~2024年07月31日
●有効回答者数:100名
文/天野夏海
『働く女の本音白書』の過去記事一覧はこちら
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