人気若手俳優4人に学ぶ、頭を「仕事を楽しむモード」に切り替える術【上白石萌歌 河合優実 堀田真由 葵わかな】

上白石萌歌 河合優実 堀田真由 葵わかな

年末年始の連休明け。仕事のペースを取り戻すのにいっぱいいっぱいで、「来週からもちゃんと頑張れるかな……」と不安な人も多いのではないでしょうか。

そこで、モチベーションを上げて「仕事を楽しむモード」に頭を切り替えるためにはどうすれば良いのか、人気俳優4人のインタビューから学べるヒントを紹介します!

【上白石萌歌】「悪い想像力や先入観を捨てて、まずは挑戦してみる」

上白石萌歌

10歳で第7回「東宝シンデレラ」オーディションの史上最年少グランプリを受賞して以降、俳優・声優・歌手など幅広いフィールドで活躍している上白石萌歌さん。

先入観を捨て、思い切って何でも挑戦してみることで、「仕事が今までよりずっと楽しくなった」と笑顔で語ります。

上白石さん

難しい挑戦を前にして、失敗したらどうしようとか、無理かもしれないとか、いろいろ想像しちゃうことって誰しもあると思うんです。

でも、自分の先入観でどうせうまくいかないって考えてたら、いろんなチャンスを逃してしまう。だから、悪い想像力はいったん置いておいて、先入観を捨ててまずは挑戦してみる。

それで無理ならそこまでだし、やってみたら意外とうまくいくことだってあるかもしれない。

まずはとにかく、行動して知ることが大切だなって思います。

上白石さん

そうしたら、仕事が今までよりずっと楽しくなりました。思いもよらない扉が次々に開いて、新しい自分を発見することができて。

だから今も、「あなたに是非やってほしい」と声を掛けていただけたものは、好き嫌いとか向き不向きとか、まずは気にせずやってみたいと思っています。

【上白石萌歌】苦手な仕事を避けてきた。「決めつけること」をやめて開けた新たな扉 https://woman-type.jp/wt/feature/23972/
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【河合優実】シンプルに「自分が好きなこと」を実直に続ける

河合優実

2024年、大ブレークした俳優として注目を集めた河合優実さん。

重要な役割を担う作品への出演が続く中、当の本人はどこ吹く風で、「プレッシャーが大きい仕事ほど楽しい」とほほえみます。

そんな彼女の活躍の背景には、シンプルに「楽しい」と心踊ることを実直に続けてきたことがあるようです。

河合さん

私は、できるだけシンプルに振り返ってみると、「自分が好きだと思えることや興味があることは何か」を考え続けて、「面白いものをみんなで作ることが楽しい」という、最初に自分が思ったことを変えずにやってきただけかもしれないです。
目の前にあることをがむしゃらに続けていたら、まわりの人がたまたま見つけてくれたというか。

【河合優実】もっとも旬なブレーク俳優の仕事への向き合い方「ものづくりを丁寧に楽しんでいる現場にいたい」 https://woman-type.jp/wt/feature/36270/
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【堀田真由】「やりたいことや目標は、口に出す」

堀田真由

透き通る白い肌と大きな瞳。かれんなルックスと天真爛漫な笑顔の裏に、ストイックな芯の強さを感じさせる俳優・堀田真由さん。

彼女は、あえて自分にプレッシャーをかけて仕事に向き合うことで、さまざまな役を楽しんで演じてきたと話します。

堀田さん

やりたいことや目標は、口に出すようにしています。自分にプレッシャーをかけることで頑張れるし、言霊ってあると思うので。

堀田さん

私、実はもともと人前に出るのが苦手なタイプで、大人数でワイワイするのもあんまり得意じゃないんです。

それでも役を借りれば、“素の堀田真由”とは全然違うキャラクターになれる。ちょっと勝ち気な女の子とかね。

そうやってお芝居を通していろんな人生を追体験できるのが、たまらなく楽しいんです。

堀田真由「目標を口に出す」を怖がらずに、有言実行でチャンスをつかんでこられたワケ https://woman-type.jp/wt/feature/33155/
堀田真由「目標を口に出す」を怖がらずに、有言実行でチャンスをつかんでこられたワケ

【葵わかな】「さぼっていないか、自問自答する」

葵わかな

2017年にNHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインを務め、一気にお茶の間の人気者の仲間入りを果たした俳優の葵わかなさん。

映像だけでなく、舞台俳優としてのキャリアも伸ばし続けている彼女。

そのチャレンジマインドについて話を聞くと、「さぼらず仕事に真剣に向き合うこと」が結果的に大きな成果や自身の喜び、仕事の楽しさにつながっているようでした。

葵さん

例えば、作品に入るときの下準備でセリフを覚える場合は、「覚えたような気がする」くらいだったら、もう少し時間をかけます。

仕事においては、あと一歩、努力できる隙があるなら、半歩でも進みたい。結構、追い込むタイプです。「これぐらいでいいか」と思った瞬間に、すべて崩れてしまいそうな気さえしてしまっていて。

極端な方だとは思いますが、少しでもさぼっていたと思いたくない気持ちがとても強いんです。人間なので、疲れから気が緩むときももちろんあります。ただ、そのときにでも「さぼっていないか」と自問自答できる人でありたいなと。

ストイックに仕事に向き合う、葵わかなのチャレンジの源泉「少しでもさぼっていないか、自問自答できる人でありたい」 https://woman-type.jp/wt/feature/35800/
ストイックに仕事に向き合う、葵わかなのチャレンジの源泉「少しでもさぼっていないか、自問自答できる人でありたい」