松坂桃李、芳根京子、柄本佑、黒木華……人気俳優4人が打ち明ける20代でぶつかった「キャリアの壁」の乗り越え方
自分が本当にやりたいことは何なのか、得意な仕事・不得意な仕事は何なのか……。20代はさまざまな仕事を経験しながら、「自分」を知るための模索の時期。
人気俳優として活躍する4人も、過去にキャリアの壁にぶつかり悩んだ時期があったと明かしてくれました。
この記事では、過去にWoman typeに掲載した人気インタビュー記事の中から、松坂桃李さん、芳根京子さん、柄本佑さん、黒木華さんが語った「20代でぶつかるキャリアの壁」の乗り越え方についてピックアップしてお届けします。
松坂桃李が20代で決断したキャリアの脱・安定志向
『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビュー。以降、多くのドラマや映画でさまざまな顔を見せてきた松坂桃李さん。36歳になった今、すっかり大人の色気と落ち着きが似合う俳優に。
そんな松坂さんが、自身のキャリアに最も悩んだのは20代後半の時期。新人時代からつくりあげてきたパブリックイメージにとらわれて、仕事の幅が狭まってしまうことに不安を感じていたそう。
「僕はすごく安定志向の人間なんです」そう明かす松坂さんが、迷いの時期を抜けられたきっかけとは?
【芳根京子】仕事を辞めるか本気で悩んだ過去
10代で芸能界デビューを果たしてから、もうキャリアは10年以上。俳優の芳根京子さんが20代前半の頃に抱えていたのは、「今の仕事は、自分に向いていないのではないか」という迷い。
一時期は、「仕事を辞めた方がいいのかもしれない」と真剣に考えたほど、追いつめられたこともあると打ち明けてくれました。
もがき苦しんだ時期を乗り越え、今は「演じる仕事が大好き」と笑顔を見せる芳根さん。なぜ「向いていない」と思った仕事が、「大好き」だと言えるまでに変わったのでしょうか?
俳優・柄本佑流、新しい環境で実力を発揮する方法
実力派の俳優として、芸能界で確かな地位を築いてきた柄本佑さん。演劇一家に生まれ、演技の道を自然と歩み続けてきました。
そんな柄本さんが初めて自身のキャリアに迷いを感じたのが、20代の頃。「本格的にこの仕事一本でやっていくことになった時、自分の存在について悩んだ時期があった」と明かします。
キャリアに迷ったときや人生の岐路に立ったときに柄本さんが意識してきたのは、決断を人任せにしないこと。「人に相談はしない」と柄本さんがきっぱり言い切る理由とは?
黒木華が振り返る、がむしゃらに走り続けた20代
話題作への出演が続く、俳優の黒木華さん。30代を迎えて「自分らしく働けるようになった」と笑顔を見せる一方で、28歳の頃には将来への不安を抱えていたと打ち明けます。
日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するなど、周囲からの評価を得られるようになっていたものの、黒木さん本人は「今いち手応えがなかった」そう。
自分はどのように働いていきたいのか、模索しながら過ごす時期を抜けるきっかけになったこととは?