【正直しんどい】職場の“良かれと思って”が逆にツラい… 働くママ100人の本音から見えた「善意モヤモヤ」20選

【正直しんどい】職場の“良かれと思って”が逆にツラい… 働くママ100人の本音から見えた「善意モヤモヤ」20選

~みんなの体験談~
働くママのここだけの話

育児と仕事を両立する働くママたちが経験したあるあるネタや共感ネタを紹介。人には言えないここだけの話、両立生活に役立つTipsなどをみんなでシェアするコーナーです♪

子育てしながら働くことへの職場の理解やサポート。子どもの急な発熱での早退や、学校行事でのお休みにも「大丈夫だよ」「気にしないで」と声をかけてもらえる環境は、本当にありがたいですよね。

でも、その“気遣い”、善意だと分かっているからこそ、逆にツラいと感じてしまう瞬間も。

「簡単な仕事でいいよ」「定時だから早く帰って!」「飲み会、無理だよね?」──。

感謝の気持ちと同時に、申し訳なさや疎外感で胸がキュッとなる働くママも多そうです。

今回は、そんな善意からだと分かっているからこそ誰にも言えず、そっと胸にしまった「“逆につらい”気遣い」について、Woman type編集部が独自に集めたアンケートから、思わず「それ、私も……!」と頷いてしまうエピソードを20個ご紹介します。

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働くママが感じた「“逆にきつい”気遣い」エピソード20選

【CASE 1】「簡単な仕事でいいよ」は、戦力外通告…?

1. 責任ある仕事から外されるように…

39歳/サービス業

責任のある作業をすることはなくなり、会議に出ることがなくなったこと。

2.達成感のない単純作業ばかり

37歳/一般事務

比較的簡単な仕事を優先的に回してくれるので、あまり達成感がありません。

3. 期待されていないのかな…と凹む

34歳/営業

出張がメインの仕事のため、気遣ってエリアを縮小してもらったが、本来の業務と別の仕事を割り振られた。その時に「売り上げより別の仕事の方に注力してくれたらいいから」と言われて期待されていないな、と感じて凹んでしまった。

4. 「いても意味がない」と言われているよう

36歳/ハンドメイド作家

みんな残業して帰れないのに、子育て中だからという理由で「もう大丈夫だから」と言われると、善意とは分かりつつも、いても意味がないと言われているような気持ちにもなってしまいモヤモヤしていました。

仕事への意欲はあるのに、重要な仕事や責任ある立場から外されてしまう。「役に立ちたい」という気持ちと裏腹な状況に、寂しさを感じてしまいますよね。

【CASE 2】「早く帰りなよ!」の善意がプレッシャー

5. 定時ダッシュを促される罪悪感

24歳/事務

時短勤務を利用させてもらっているのですが、定時になると「お迎えあるでしょ、先に帰っていいよ」と声をかけてもらえるんです。周囲が残ってバタバタしている中、自分だけ帰るのが申し訳なくて……。

6. 「残業しても大丈夫」と言っても帰される

37歳/営業事務

仕事が忙しい日に残業できると言えば、「早く帰らないと子どもがかわいそうだよ」と言われたので、「同居してる母に見てもらえるので大丈夫」と言っても、「子どもの成長は今しかない」と言われ帰った事が何度もあります。

7. 「やっておくよ」の言葉が突き刺さる

42歳/医療従事者

やらなければいけない仕事が残っているけど、お迎えで帰らないといけないときに「残りは明日やります」と伝えて帰ったが、次の日に他の方から「大変だろうからやっておいたよ」と言われた時。すごくありがたいけど、やりきれなかった罪悪感でなんともいえない気持ちになった。

8. 「早く帰れてうらやましいね」という一言

33歳/エンジニア

保育園のお迎えで定時前に帰る私に、上司が「ママが早く帰れて子どもがうらやましいね」と笑いながら言ってきたとき。善意なのは分かってるけど、その一言で「自分は周りより楽してるのかな」と自責の念が芽生えました。

周りが忙しい中、一人だけ先に帰る心苦しさ。手伝いたい気持ちがあるのに、「帰っていいよ」と言われると、感謝しつつも複雑な気持ちになります。

【CASE 3】「大丈夫?」の嵐が、申し訳なさを増幅させる

9. 休んだ翌日、全員に聞かれるのが辛い

36歳/幼稚園教諭

子どもの体調不良で欠勤をした後、出勤した時に、「大丈夫?」と全員に聞かれるのがつらい。気を遣っていただいていると分かる反面、休んだ申し訳なさが、増してしまう。

10. 「またか」と思われていそうで怖い

34歳/コールセンター

どうしても、子どもの体調不良で休まざるを得ない時が多々あり、電話でお休みの連絡を入れるのが億劫でたまらないです。「お大事にね」と言われても、声の感じで「また休みか」と絶対思われていて、気持ちが落ち込んでしまいます。

11. 優しさが罪悪感を強めてしまう

32歳/一般事務

保育園から呼び出しがあって急いで帰ることになったんですが、帰る間際、同僚に「最近大変だね」と優しく言われたとき、なぜか胸がギュッとして泣きそうになりました。その言葉がみんなに迷惑かけてるって自覚を余計に強めてしまって……。

12. 「子ども優先でいいよ」が逆に不安を煽る

30歳/営業

子どもが急に熱を出して早退した翌日、「大変だったね。やっぱり子ども優先だもんね」と何度も声をかけられました。ありがたいのですが、「私はもう重要な仕事を任せてもらえないかもしれない」と不安になりました。

心配してくれる優しさは嬉しいけれど、声をかけられるたびに「休んでしまった事実」を突きつけられるようで、罪悪感がどんどん膨らんでしまう……という声も多数ありました。

【CASE 4】「どうせ無理でしょ?」決めつけないで…!

13. 飲み会に誘われなくなる

29歳/経理

飲み会やランチに「どうせ来られないでしょ?」と最初から声をかけてもらえなくなった。

14. ランチすら声がかからない

35歳/一般事務

周りでランチの話をしているが、私は来られないと思われて声すら掛けられなくなってしまった。昼なら行けるよ……。

15. ヘルプの打診から最初から外される

32歳/飲食店

パートさんが急遽休むことになり、LINEグループで代わりの人を探す際に「○○さんと○○さんは忙しいだろうから…」と最初に言われてしまう。気をつかってもらってありがたいが、あえて最初に言わなくてもいいのになと複雑な気持ちになる。

16. 行事への参加を「無理しなくていい」と

36歳/保育士

「会社の行事のときは、無理して来なくても大丈夫」と言われるが、同僚とのコミュニケーションをとる機会なので、そこは参加させてほしいと思います。

「忙しいだろうから」という気遣いが、いつの間にか見えない壁に。たまには参加したいのに、誘われる前から選択肢にすら入っていないのは、やっぱり寂しいですよね。

【CASE 5】そのアドバイスや手助け、ちょっと待って!

17. 「もっと短い勤務時間にしたら?」

48歳/職業指導員

同僚から「お子さんのために、もっと短い勤務時間の仕事に就いた方がいいと思うよ」と言われました。私はきついなど、一言も言っていないのですが……。

18. 遠回しに「働く必要ある?」と言われてる気がする一言

36歳/テレフォンオペレーター

「お子さんはもういいの?大丈夫?このぐらいの歳って本当に体調崩しまくりで働く暇ないよね?」とお気遣いをいただくことがあるのですが、遠回しに「そんな小さな子を預けてまで働く事ないでしょ」と言われているような気がしてしまいます。

19. 親切心が裏目に…良かれと思っての仕事フォロー

34歳/飲食店ホールスタッフ

子どもが発熱して欠勤した際、翌日出勤したら「やっといたよ!」と私の仕事をしてくれていましたが、やり方が分からないままされていて、結局やり直しするハメに…。

20. 「一日休んでいいよ」の気遣いが逆に困る

47歳/事務

参観日など子どもの用事で「まるまる1日休んでいいよ」と言われると困るときがある。有給が残り少ないので、休みが多いと生活に響いてくるので、ありがたいけど、困ります……。

キャリアプランも家庭の事情も人それぞれ。善意からのアドバイスだと分かっていても、価値観を押し付けられているように感じてしまうこともありますよね。

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感謝と罪悪感、意欲と疎外感、安堵とプレッシャー……。

職場で向けられる「善意」を前に、たくさんの働くママたちが、こんなにも複雑な感情の狭間で揺れ動いています。

これらのモヤモヤは、ママたちが仕事に対して「もっと貢献したい」「責任を果たしたい」と真剣に考えているからこそ生まれる感情なのかもしれません。

もしあなたが同じように感じているなら、それは決してわがままなことではありません。この記事を読んで、「この気持ち、私だけじゃなかったんだ」と少しでも心が軽くなっていただけたら嬉しいです。

そして、この働くママたちの“正直な気持ち”、よかったらSNSでそっとシェアしてみませんか?

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文/Woman type編集部