江口のりこ「26年たった今もまだ下積み」成長実感がなくて焦ってしまう働く女性に捧ぐ、サステナブルに働くヒント
19歳で上京してから、俳優歴は26年。名バイプレーヤーとして、ドラマや映画に引っ張りだこの俳優・江口のりこさん。
日本アカデミー賞 優秀助演女優賞をはじめ、数々の受賞歴を誇る彼女だが、意外にも本人は「26年たっても成長実感はない」と語る。
芝居を始めた頃と、仕事に対して感じる難しさは変わらないです。むしろ、どんどん難しくなっていっています。
「できるようになった」という感覚は全くないです。
仕事をしていると、「早く成長しなきゃ」と焦ってしまうこともあるだろう。
江口さんが成長実感を得られなくても、焦ることなく20年以上にわたり目の前の仕事と向き合い続けてこられたのはなぜなのか。
その理由を紐解くと、長く働き続けるために必要なマインドセットが見えてきた。
江口のりこさん
1980年生まれ、兵庫県出身。2000年に劇団「東京乾電池」に入団。映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』(02)で映画デビュー。2024年に第75回芸術選奨文部科学大臣新人賞を演劇部門で受賞。主な作品に『SUPER RICH』(フジテレビ系)『鎌倉殿の13人』(NHK)『ソロ活女子のススメ』(テレ東)シリーズ、連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(TBS系)、映画『お母さんが一緒』『愛に乱暴』『あまろっく』(すべて2024)など、多数作品に出演
声優初挑戦での気付き「仕事の根幹は同じ」
2025年12月5日に公開された映画『ズートピア2』で、声優に初挑戦した江口さん。
念願の声優デビューだったのかと思いきや、意外にもこれまで声優にチャレンジしてみたいと考えたことはなかったという。
俳優と声優は別世界だと思っていましたから。ただ、昨年舞台で声優の入野自由さんと2度目の共演する機会があって。
同じ舞台に立った子が入野さんの大ファンで、すごく興奮していたんですよ。
私はアニメーションに疎かったので、「彼はどんな仕事をしているのだろう」と思って、彼の出演作である『聲の形』を観てみたんです。そしたらそれがすごく面白かったんです。
彼に「面白かった」と伝えると、「アニメーションっていうのは面白いんですよ。江口さん、もっと観てください」って言われて。
それをきっかけに何本か作品を貸してもらい、アニメーションに興味を持ちました。
そんなふうに、ちょうどアニメーションに興味を持ち始めたタイミングで、今回『ズートピア2』のオーディションにお声がけをいただいたこともあり、「チャレンジしてみようかな」と思いました。
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