今後の伸び代が大きい業界って?「成長企業で経験を積みたい」働く女性が転職前に確認すべきこと
これまでのカウンセリング件数は2万件以上! 女性に大人気のキャリアカウンセラー水野順子さんへの連載取材で、長く働き続けたい女性に役立つ転職・キャリアの情報を発信していきます。初めての転職活動に役立つノウハウも盛りだくさん! 長期的な視点で今後のシゴト人生を考える上でも参考にしてくださいね。
せっかく転職をするのであれば、安心して働き続けられる職場を選びたいもの。そのためには、「これから成長性のある企業」を探したいと考える人も多いだろう。だが、企業の成長性を素人が見極めるのは難しいことのようにも思える。そこで、キャリアカウンセラーの水野順子さんに“会社の成長性”を確認するために転職前にすべきことを聞いてみた。

グローバル視点で業界の“伸び代”を想像すること
「まずは業界全体がここ数年で成長しているかどうかを確認しましょう」と水野さん。企業単位で見る以前に、業界全体に今後の需要が見込まれているかを知る必要がある。社会変化が激しい時代、新しいテクノロジーが登場することであっという間にすたれてしまう産業があるのも事実だ。
「日本国内では成長性を感じられなくても、世界にまで視野を広げると実は“伸び代がある”と感じられる産業もあるかもしれません。今後発展する業界かどうかは、グローバル視点を持って想像してみるといいですよ」
そして、転職活動前に必ず確認したいのが、企業の経営状況だ。目安となるのは企業ホームページの「IR情報」に記載されているデータ。
「売上成長率、売上高、営業利益、経常利益、純利益など、企業の経営状況を具体的な数字で見るようにしましょう。書店で『会社四季報』を購入すれば、そういったデータが端的にまとまっているので便利です。その企業が属している業界全体の成長も確認できます」
女性採用も活発化! これから注目すべき成長業界3つ
また、今後ますます成長性のある業界として水野さんが注目しているのは、次の3つだ。
【1】ホテル業界・観光業界
「東京オリンピックに向けて、外国人観光客の増加。団塊の世代が定年退職を迎え、“シニア層の旅行”も増え、国内のホテル業界や観光業界は今後ますます伸びていくと思います」
【2】ヘルスケアに関わる業界
「超高齢化社会を迎えて、若者から高齢者まで一人一人が健康を自分自身で維持することがますます重要になっていきます。健康志向に拍車がかかり、健康的な食生活に関する仕事や、健康な体を維持するための仕事は引き続き需要が伸びていくでしょう」
【3】保育・教育業界
「いまや、共働き家庭の数が専業主婦家庭の数を超えていますが、今後も女性の社会進出は進んでいきます。それによって保育やベビーシッターなど、子育てを一部アウトソースできる仕組みがますます必要になっていきますね」
水野さんが上記で挙げた3つの業界では、今後の人材採用も活発化していくだろう。特に、あらゆる価値観を持った消費者を満足させられるよう、作り手の価値観や属性も多様化させようと女性採用に力を入れる企業も多い。
将来の伸び代が大きな業界でチャレンジを続けることは、ビジネスパーソンとしての自己成長にもつながっていきそうだ。

【お話を伺った方】
キャリアカウンセラー
水野順子さん
株式会社キャリアコレクション代表取締役、All About女性の転職ガイド。公務員・外資系大手人材サービス会社を経て独立。キャリアカウンセリングや研修・講演を通じ、メンタルケアや人間関係の築き方などを含めた女性のキャリア支援を行っている。過去に20,000人以上へのキャリアカウンセリングと、60,000人以上への講演・研修によるキャリア支援実績がある
■ホームページhttp://www.mizunojunko.com
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取材・文/栗原千明(編集部)
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