「事務職なら長く働ける」はウソ? “デキる事務”になるために必要な4つの心得

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転職を希望する女性たちの中でも、事務職は人気の職種の一つ。働く女性308人にアンケートを取ってみると、「長く働き続けられそう」というイメージを抱く女性が6割以上という結果に。

あなたは「事務職」にどんなイメージを持っていますか?

「給料が低そう」といった意見もあるものの、「残業が少なそう」など、安定的に働けそうなイメージを持っている人が多い。また、そのようなイメージから、事務への転職を希望する人も少なくないだろう。

一方で、実際に事務職として働いている女性たちから寄せられた意見は、ややシビア。「若手の方が重宝されて、普通に働いているだけでは長く居づらい雰囲気がある」(35歳/一般事務)や、「業界や会社規模、部署によって、仕事の難易度や大変さが全然違う。事務だからってだけでは長く働けないと思う」(30歳/一般事務)といった意見も寄せられた。では、この先も長く活躍していけるような“デキる事務”へと成長するには、どうしたら良いのだろうか。

そこで、これまでに優秀な事務職女性を多数輩出してきたことで評判の、株式会社ユキリエに徹底取材! 同社は創業3年という若い会社であるにも関わらず、転職サイト『女の転職@type』に事務職募集の求人を掲載した際、1カ月で500人以上の入社希望者が殺到した今注目の企業。「事務職で働きたい」女性たちから厚い支持を集める企業が考える“デキる事務”に成長するための秘訣とは何なのだろうか。実際に、同社で事務職として活躍中の山崎遥子さん、大石彩乃さんにお話を伺った。

ルーティン仕事は誰でもできる
事務職の価値は自分で生み出すもの

株式会社ユキリエの山崎遥子さんと大石彩乃さん
【左】山崎遥子さん(24歳)
カフェ店長を経て、2014年5月に株式会社ユキリエに入社。現在はIT企業で報告書などドキュメント作成に従事
【右】大石彩乃さん(20歳)
不動産会社の営業事務を経て、2014年6月に株式会社ユキリエに入社。現在はIT企業でプロジェクト管理を担当

「実際に事務職になるまでは、女性が多くて安定して働けるイメージを持っていました。仕事内容も楽そうだな、と軽い気持ちでいたんです」と打ち明ける山崎さん。事務未経験で飛び込んだからこそ、最初はイメージとのギャップに驚いたそうだ。

「言われた仕事をただルーティンでやっているだけの事務なら、私じゃなくてもいい。代えがいつでもきく世界なんだということに気付いたんです。でも、そこから一歩抜け出すには、『自分から積極的に仕事を生み出し、自分の価値をつくっていくことが大切だ』と入社してから教えられました」

一方、事務経験者の大石さんも環境が変わったことで、事務職への考え方そのものが一変したそう。

「これまで、事務職はずっとパソコンと向き合う仕事だと思っていました。でも、今の職場で働くようになって実感したのは、『事務職こそ高いコミュニケーション能力が問われる仕事』だということ。自分から周囲に声を掛け、さまざまな仕事を任せてもらえるようにならなければ、この先も社会から必要とされる事務には成長できないと思うんです」

デキる事務へ成長するために実践すべき4つのこと

では、この先も長く活躍していける“デキる事務”へと成長するために、2人はどんなことを実践しているのだろうか。

山崎遥子さん

【1】仕事に境界線を引かない

「ユキリエで働く先輩のすごいところは、“私は事務だから”と作業範囲に自分で境界線を引かないところ」と話す山崎さん。職場で何か問題が発生した時、「ここからは営業の仕事」「ここからはエンジニアの仕事」と線引きをしてしまいがち。けれど、そこで「私には何もできない」と仕事を手放してしまうと、自分の成長機会を失うことにもなりかねない。

「職種の境界線を越えて自分から解決に向けて行動を起こせば、さまざまなことを経験できます。できる仕事の幅が広がれば、それだけ活躍できるフィールドも広がりますよね。そんなスタンスで働いている先輩たちの姿を見て、私も『自分の役割に境界線を引かないこと』をいつも意識するようにしています」

【2】自分で自分をモチベートする

前職が接客業だった山崎さんにとって難しかったのは、自分自身のモチベーション管理だったそう。

「自分の成長が感じられる環境で働いていると、仕事のモチベーションも自然とアップしていきますよね。私の場合、前職ではお客様からいただく感謝の言葉など、外的要因から成長を実感していました。一方で、事務職はそうした刺激が少ない分、どうしても成長を感じにくく、モチベーションが下がりがちに。だから私は、常に周囲の人に気を配り、忙しそうな人からは仕事をもらうようにしているんです。そうすると、身近な人から『ありがとう』という言葉を掛けてもらえますし、担当できる仕事の幅が増えていくことに自分の成長を感じられます。そうやって、自分で自分をモチベートするようにしているんです」

大石彩乃さん

【3】「仕事を頼みやすいオーラ」をつくる

また、大石さんは“デキる事務職”に欠かせない要素として「仕事を頼みやすい雰囲気」を挙げる。

「長く活躍していくためには、『仕事を任せたくなる事務』になることが大事だというのが当社の考え方。そこで私は、どんなときでも笑顔で、周囲の人が話し掛けやすい雰囲気をつくるようにしています。そうすれば、『あの子に仕事を任せたい』と考えてくれる人も増えていくはずです」

【4】+αの事務スキルを磨く!

そして、“デキる事務”には「+α」の事務スキルがあることも大切だ。

「基本的なPC操作に加えて、より高度なデータ分析などもできるように、日々学んでいるところです。もともと統計などは苦手だったのですが、働きながら先輩に教えてもらうこともありますし、自分で参考書などを見て勉強することもあります」

と大石さん。山崎さんも、次のように語る。

「この先も長く働いていくと、出産や育児で一度職場を離れることがあるかもしれません。産休や育休を経てカムバックを図るためには、それまでに“私ならこういうことができます”って胸を張って言えるものがないとダメ。そこで私は、会社で開かれる、事務スキルをアップさせるための定期的な勉強会などに積極的に参加して、資格取得の勉強をするようにしています」

“ただの事務”では生き残っていくことが難しい時代。この先も長く活躍できる事務職になるためには、ユキリエのように事務の成長を本気でサポートしてくれる制度が整えられた会社で働くことが一番だ。それに加えて、成長意欲の高い仲間たちと共に働ける環境であれば、自分磨きもよりいっそう頑張れそう。制度と仲間、この二つが揃った環境こそが、“デキる事務”になるための近道になるだろう。

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【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2014年9月11日~15日
●有効回答者数:308名

取材・文/横川良明 撮影/赤松洋太