
求人広告に書かれた待遇条件は、信頼できますか?
情報収集・応募
求人広告に誤った内容を記載することは、基本的にはありません。
ただし、求人広告特有の省略表記、あるいは媒体独自の表記ルールによっても待遇条件の書き方は変わるので、些細な表記の違いが、大きな条件の違いを表すことも珍しくありません。
例えば、「完全週休2日制」と「週休2日制」。
前者は「毎週2日間の休みがある」ことを意味し、後者は「2日間の休みのある週が月1回以上ある」ことを指します。たった2文字の違いですが、大きな待遇の差ですね。求人広告を見るときは、そうした表記の意味をきちんと理解して、思い込みで判断しないように気を付けてください。
また、記載内容は待遇条件のごく一部であり、必ずしも「すべて」ではないと考えましょう。内定獲得後に、応募先企業から詳しい条件を明示されるので、求人広告の記載と提示された条件に相違がないかを必ずチェックしてください。
仕事内容や配属部署、給与条件(基本給や各種手当などの内訳、賞与、支払い日など)だけではなく、就業時間や休日などライフスタイルに直結する部分も丁寧に確認しましょう。
回答・監修

伊藤 直也
求人企業への法人営業からキャリアをスタート。IT・インターネット、金融機関、コンサルティングファームなど様々な企業の採用に貢献した後、キャリアアドバイザーへ転身。現在はエキスパートキャリアアドバイザーとしてミドル・エグゼクティブ層の転職支援を行う。
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