面接で現在の会社に対する不満などは言わない方がいい?

面接・選考

不満が解消された状況の「こうなりたいから転職する」という前向きな内容に変換して伝えましょう。

よくノウハウ本などには「マイナスな転職理由はNG」と書かれていますね。確かに不満だけをそのまま述べると、面接官に「入社してもまた不満を感じてすぐ辞めてしまうのでは」「問題を起こす人なのでは」という印象を与えてしまうのでNGです。
しかし反対に、絶対にマイナスなことを言わないように表面的な理由で取り繕うと、納得感がなく、面接官は「何か他の理由があるのではないか?」と疑心暗鬼になってしまいます。

転職理由は、他責の内容にしないこと、不満はあくまでも転職を考えたきっかけで、不満が解消された状況である「こうなりたいから転職する」という前向きな内容に変換して伝えることが大切です。

また、不満の伝え方のポイントは、「残業が多すぎて」などではなく具体的に示すこと。「平日はほぼ終電で、月に2回は休日出勤という状況が〇月から続いている」、あわせて「上司に業務の棚卸しとスキル別の担当替えを提案しましたが、状況の改善が期待できず」といった自身が行動したことも伝えるなどの工夫で、マイナスの印象を回避しましょう。

面接官に「それなら確かに辞めてしまうね。しかも、うちなら同じ理由で辞めることはない」と納得と安心感をもってもらうことを目指してください。

回答・監修

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石川 真衣

前職では、システムエンジニア・SES営業を兼務。人生においてターニングポイントとなる転職のサポートにチャレンジしてみたいという思いからtype転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転身。エンジニアとしての自身の経験を生かした転職サポートを行っている。

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