「圧迫面接」ってどんなもの?対処法はあるの?

面接・選考

「圧迫面接」とは、面接官が応募者の対応力をはかるため、あえて威圧的な態度をとったり、否定的な質問をしたり、厳しい意見を言ったりする面接手法です。

初めてだとびっくりするかもしれませんが、ここでは落ち着いて礼節を保って回答することが求められます。

最近では減少傾向にありますが、そういった手法をとる企業もあることを知っておけば、面接当日に焦ることもなくなるでしょう。

圧迫面接への対処法は、まず冷静に受け留めること。そして、対抗しようとはせず礼節を持って誠実に回答しましょう。

例えば「転職回数が多いですね。ウチでも長続きしないんじゃないですか?」「他の仕事の方が合っているのでは?」といった挑発的な質問をされても、ムキになってはいけません。

面接官は、真剣に応募者の採用を考えた上で、精神的ストレスを受けたときどんな対応をするのかを見ているのだと思えば、強く反論することも、反対に委縮することもないでしょう。

また、「なぜ?」を繰り返し聞かれて圧迫面接だと感じる方もいますが、こちらは多くの面接で起こりえます。なぜなら、繰り返し質問することで、矛盾がないか、軸があるか、どこまで理解しているか・考えているかを見ているからです。つまり、「応募者を深く理解したい、思考力をみたい」という目的なので、ストレスを受けたときの反応を見る圧迫面接とは目的が違います。

回答・監修

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中嶋 千博

航空会社で客室乗務員を経験した後「type転職エージェント」へ。以来IT領域専任のキャリアアドバイザーとして約14年にわたり転職希望者をサポート。卓越したIT領域のマーケット知識とインプットされた転職ノウハウを武器に、転職希望者と並走するパートナーとして新しいキャリアの可能性を提案し続けている。

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