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APR/2019

27歳、営業女子のお悩み「彼氏いない歴2年。仕事だけじゃダメですか?」【連載:恵ママの部屋】

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恵ママの部屋
~恋に仕事に、悩める女性が集う場所~
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仕事は楽しいけれど、それだけじゃ嫌。恋だって楽しみたいし、プライベートも充実させたい。どちらも諦めずに自分らしいキャリアを築いていくためには? 働く女性たちから寄せられた「仕事と恋」の悩みに、キャリアコーチ兼スナックママの佐々木恵さんが回答します!

今回の相談

(Aさん 営業職/27歳)

仕事が楽しくて、毎日仕事ばっかりしています。遊びに出掛ける時間がないので、出会いはほとんどありません。ここ2年くらい彼氏もいません。自分ではあまり気にしていないけれど、将来の結婚、出産なんかを考えると、そろそろ本気でパートナーを探した方がいいのかなと不安になります。まずは急いで彼氏探しからすべきでしょうか……?

恵ママからの回答
⇒イキイキと仕事に夢中になっている姿こそが美しく魅力的!

こんにちは。今回から、Woman type読者の皆さんの仕事と恋のお悩み相談に回答させていただきます。
キャリアコーチ兼スナックママの佐々木恵です。

これまで、リクルートやキッズラインといった企業で女性キャリアに関わる仕事をしてきて、2018年に独立しました。現在は、キャリアコーチとして働く傍ら、金曜限定でスナックのママをしています。

なぜ今のような働き方に行き着いたのか、キャリアコーチとして大事にしていることは何なのか、といったことは下記の記事にまとまっているので、是非読んでみてくださいね。

>>キャリアコーチ“めぐママ”がつくる「ご縁」で変わる女性たち――やりたいことを実現し、継続する秘訣は「繋がり」にあり

今回Aさんから寄せられたお悩みですが、きっと共感する方も多いのではないでしょうか。20代後半の女性たちから、「出会いがない」と相談されることは私自身もよくあります。

ただ、私がAさんのお悩みを見て最初に感じたのは、「仕事が楽しい」と言い切れるなんて素敵! ということでした。

人が最も魅力的に輝くのは、何よりも、好きなことに夢中になっている瞬間。イキイキと仕事に打ち込んでいるAさんは、きっといつも美しい表情をされているはずです。

世論調査や人材コンサルティングを手掛ける米ギャラップ社が世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント調査によれば、日本では「熱意あふれる社員」の割合が「6%しかいない」という調査結果が出ています(State of the Global Workplace2017:GALLUP)。

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つまり、Aさんのように仕事を楽しんでいる方は稀有な存在だということ。熱量を持って働いているAさんは、多くの人の目に魅力的に映っていると思います。

とは言え、Aさんが焦る気持ちも、すごくよく分かります。

私も、20代の独身時代は営業職で、毎日仕事ばっかりの生活でした。これといった趣味もなく、仕事終わりの楽しみといえば、会社の人達と飲みに行くことぐらい。仕事関係の方以外との出会いがまるでなく、「このまま彼氏ができないとヤバイ!」とも思っていました。

そこで私が始めたのは、毎週のように合コンを主催すること。「やると決めたら徹底的にやり切る」がモットーの人間なので、仕事並みの勢いで合コンをプロデュースしていったんです(笑)

実際、“本気の合コンプロデュース”によって、数え切れないくらいの男性と出会うことができました。でも、残念ながら、そこから恋愛に発展するようなご縁は一つもなく。最終的に結婚した夫は、高校時代からの友人……。あの時に費やした時間とお金と労力は一体何だったんだ、って感じです(笑)

私のこの経験から、何が言えるのかというと、「合コンがダメ」ということではありません。Aさんがこれからいくら出会いの数を増やしていったとしても、自分の中の軸がブレていると、恋愛はなかなかうまくいかないということです。

私は当時、心の底では「独り身の気ままな時間が楽しい」、「彼氏ができると自分の時間が持てなくなる」って思っていました。ただ、彼氏がいる周りの友人の方が、なんとなく自分よりキラキラと充実しているように見え、仕事一辺倒の自分に自信が持てなかっただけだったのです。 だから、その時はいくら合コンをしてもうまくいかなかったんだと思います。

今は、「2人で過ごす時間も自分の時間も大切にしたい」という同じ価値観を持っている人と結婚して、仕事も家庭も一人の女性としての時間も、どんな時も自分らしく楽しむことができています。

Aさんの相談内容を拝見すると、「彼氏がいないことを自分ではあまり気にしていない」と仰っています。ですから、Aさん自身は本当はどうしたいのか。周りの友達や世間からどう見られるかではなく、自分自身の心の声をもう一度聞いてみてほしいと思います。

どんなパートナーが欲しいかよりも、
自分が“どう生きたいか”から明確にしてみよう

恵ママの部屋
Aさんと同じような悩みや不安を抱える方は、パートナー探しで焦る前に、そもそも自分が将来どんな女性になりたいのか、もう少し具体的に描いてみるとよいのではないかと思います。

結婚や出産は通過点であってゴールではないし、結婚・出産と一口に言っても、そこに対する価値観や、求めるライフスタイルは十人十色。あなた自身がどんな風に自分の人生を生きていきたいのかを明確にした上で、その理想を一緒に叶えていけそうなパートナーを、気長に探してみることをオススメします。

自分が将来どんな女性になりたいか、イメージが具体的に持てないという場合は、ロールモデルとなる女性を見つけてみてはいかがでしょうか? ロールモデルと言っても、別にその人の人生を丸ごと目指す必要はありません。自分が何となく憧れるポイントが一つでもあればいいし、別に一人に絞る必要もないものです。

「素敵だな」と思えるさまざまな人から“いいとこ取り”をして、自分だけの理想のロールモデルを描ければ大丈夫。そもそも全部が自分の理想通りの人なんて見つけること自体難しいし、いたとしても、「ちょっと凄過ぎて自分には真似できない……」って思っちゃいませんか?

また、「憧れられるような女性が身近にいない」という相談を頂くこともありますが、そういう場合はSNSやブログで見つけた人でもいいので、生き方や想いに共感する人をフォローしてみるといいと思います。

あるいは、最初から「ロールモデル」なんて堅苦しく考えずに、「ちょっと話を聞いてみたい、自分よりも少し先のステージを進んでいる女性」なら、周りにいませんか?

もし社内や学生時代の先輩など、自分と直接繋がりのある方の中で思い当たる女性がいたら、思い切ってランチやお茶に誘って話を聞いてみてください。さまざまな女性の生き様やストーリーを聞くことで、それぞれの人生やステージを追体験することができるはずです。

「自分も数年後はこんなステージにいたいな」とか、逆に「自分はこうはなりたくないな」とか、いろいろな情報を得ることで、だんだんとイメージが具体的になっていきます。

そうこうしているうちに、パートナーを持つ素敵な女性の話を聞いて、「自分もこんな女性になりたい」「こんな自分でいられるパートナーが欲しい!」という気持ちにスイッチが入る時がくるかもしれない。その時に初めて、本気でパートナーを探し始めればいいのではないでしょうか。

いずれにせよ、自分自身の気持ちを大切に、何よりも今この瞬間を楽しむ気持ちを持ち続けてほしいと思います。

※次回の『恵ママの部屋』は5月に公開予定です!
お楽しみに。

>>恵ママのインタビュー記事を読む


【この連載の寄稿者】
佐々木恵さん

京都大学卒。リクルート、キッズラインを経て、2018年独立。“一人一人が自分の軸でしなやかに輝く“をミッションに、フリーのキャリアコーチとして活動中。これまで支援してきた女性の数は、800名を超える。自身もキャリアを模索する一人の女性として、枠にとらわれず仕事も育児も120%楽しむ独自の生き方を探求&実践中。週に1度”スナック恵”のママとしてカウンターに立ち、悩める老若男女の相談にのり、ご縁を紡ぐことがライフワーク。プライベートでは、甘えん坊な2歳児のズボラな母。好きな言葉はセレンディピティ。
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