働く女性の身近な「憧れの女性」は○○と○○! 彼女たちの共通点とは?

20~30代の働く女性217名に「憧れの女性」を聞いたアンケート、後編では一般人編をご紹介します!(>>前編記事はこちらでチェック)
友人や学校の先生を挙げる人もいましたが、結果は大きく2つに分かれました。1つは「職場の女性」。1日の多くの時間を過ごす職場で出会った憧れの女性たちは、どのような人なのでしょう?
・「元同僚。愛嬌があって、要領も良く、見た目も麗しいのでみんなに好かれ、ちゃっかりとおいしいポジションを常にキープしている」(25歳/テクニカルサポート)
・「定年間近の職場の先輩。きついことを言うことはあるが、誰に対しても態度が平等で、さまざまなことを乗り越えてきた強さを感じる」(26歳/事務・企画関連職)
・「以前の職場で一緒に働いた先輩女性。いつも笑顔で、いるだけで周りを明るく元気にするオーラのある方。小学生のお子様がいて、家事と仕事をこなしながら疲れた顔を一切せず、いつも元気でパワフル。私もこんな女性、奥さん、お母さんになりたいと心から思える人です」(29歳/マーケティング)
・「前の職場の先輩。とにかくやってみる! というスタンスで、いろいろなことに挑戦し、成功して、稼いでいる。とても幸せそうです」(28歳/一般事務)
憧れるのも納得のステキな同僚女性のエピソードが寄せられました。前職の同僚を挙げる人も多数。転職してもなお、以前の職場の同僚女性を憧れと言えるだなんて、ステキな関係ですね。
そしてもう1つは、多くの人にとって最も身近な存在で、付き合いが誰よりも長く、長くその姿を見てきた人……そう、「母親」です。
・「還暦を過ぎても、資格を取ったり、勉強したりして、常にチャレンジ精神を忘れない。夢のためにパワフルに行動していて、日々を楽しんでいるから」(37歳/Webディレクター)
・「共働きで夜勤もある病棟看護師をしている母親。小さいころは寂しく思うこともあったけど、いま自分が社会に出て働くことの大変さを知り、尊敬。そして、最近になってマツエクデビューするなど、年を重ねても女性として楽しんでいるところも見習いたい」(24歳/医療・介護・福祉関連職)
・「仕事をしながら4人の子育てをするはすごく大変だったと思う。だけど、どちらにも手を抜かず、いつも家族を全力で守ってくれる姿は、すごく素敵だと思うし、自慢の母だから」(29歳/接客・販売)
・「炊事、洗濯、料理と、家のことは何でもして、父親のお弁当を作りながら、子どもの面倒を見て、祖父の介護をして、さらにPTAや町内の役割当番まで全部こなしていた。当時の母は本当にすごかったとつくづく思う」(26歳/営業関連職)
・「強くたくましく子どもを女手一つで育て上げてくれた。どんなにつらく大変なことがあっても必ず乗り越える強さを見たから」(27歳/一般事務)
まさに「母は強し!」な、母親の偉大さがよく分かるエピソードが続出! 忙しさや大変さを乗り越え、仕事と家庭と子育てを見事に両立させた母たちに、尊敬の念を抱く女性が多くいました。
身近にワーキングマザーがいなかったり、母親が専業主婦だったりすると、「お母さんが働いていると、子どもがかわいそうなのでは……」なんてイメージを持ってしまうこともありますが、頑張る母の背中を、子どもはしっかり見ているのですね。
働く女性たちが憧れる身近な女性に共通するのは、明るく、強く、パワフルであること。そして結婚してもなお、仕事に家庭に一生懸命であること。遠い存在である芸能人と比べ、身近である分、マネできるエッセンスがたくさんありそうです。
憧れ女性のステキなところを取り入れて、理想の姿に少しでも近付けるように、新しい1年をまい進して参りましょう!
【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員および転職サイト『@type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2015年12月7日~12月17日
●有効回答者数:217名
文/天野夏海
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