転職理由の第1位は「年収アップ」。転職の成功・失敗を決定付けるのは収入の変化【女性789人調査】
アンケート実施期間/2020年12月10日~12月20日 有効回答数/789名
調査方法/女の転職type会員に対してWEB上で調査
転職理由、転職して良かった点・後悔している点
いずれもトップは「年収」に関連した結果に
今回は転職理由や転職して良かった点など、転職にまつわるさまざまな情報をアンケート調査。その結果、「転職したいと思った理由」の1位は「年収アップしたい」だということが明らかになりました。また「転職して良かった点」のトップが「年収アップできた」だった一方で、「転職して後悔している点」においても「年収が下がった」が1位に。
転職するにあたって、やはり「年収」が重要なポイントであることが再確認できる調査結果となりました。
Q.1 転職したい! と思った理由は?
「転職したいと思った理由」を聞いたところ、「年収アップ」(54.9%)が他の理由に大差をつけてトップに。以下、「仕事内容が不満」(36.0%)、「人間関係をよくしたい」(25.5%)と続きました。
Q.2 転職して良かった点、後悔している点は?
「転職して良かった点」については「年収アップできた」(23.7%)が1位となりました。しかし、「転職して後悔している点」においても「年収が下がった」(21.9%)がトップという結果に。
「転職理由」が年収だったことからも、やはり年収額が転職の良し悪しを決定づける重要なポイントとなっていることが伺えます。
その他、「転職してよかった点」の2位に「スキルアップができた」(22.4%)、3位に「やりがいアップできた」がランクインしているところを見ると、待遇面に加えて自身の成長意欲ややりがいが満たされることが、転職の満足度向上に影響することが読み取れました。
「転職して後悔している点」の上位に挙がっている「評価に納得感がない」(16.0%)という事態を予防するためには、その企業の評価制度などを選考段階で確認しておくことが重要です。
Q.3 「この人はちょっと信用できないな」と思うのは、転職回数が何回以上の人?
客観的に見て「信用できないな」と感じてしまう転職回数について聞いてみたところ、半数近くが「転職回数は関係ない」(42.9%)と回答。どれくらいの期間で転職を繰り返しているかによっても印象は異なりますし、転職理由も人それぞれであることから、一概に転職回数だけでは判断できないといえそうです。
しかし、「5回」「10回以上」にも一定数の回答が集まっていることから、場合によっては転職回数が印象に影響する可能性があることも意識しておきたいですね。
Q.4 転職を迷っている人に伝えたいことは?
最後に、転職経験を持つ女性たちに「転職に迷っている人へメッセージ」をもらいました。ぜひ、今後のキャリアを考える上での参考にしてみてください。
・後悔のないように、やった方がいい。でも、後悔しても大丈夫。経験になります(20代/その他/正社員/東京)
・思い立った時に活動するのは良いこと。自分の人生を楽しくできるのは、自分の決断だと思います(30代/事務・経理・人事職/正社員/埼玉)
・迷う位なら行動あるべし。行動なくしては向こうの景色は見えない!(40代/エンジニア系/正社員/東京)
・「前職の方が良いところ」と「転職後の方が良いところ」を比較すると、転職の軸が分かってくると思う(20代/営業職/契約社員/兵庫)
・これからやりたいことなど、目標を明確にしてから転職活動をしないと、活動中に迷いが出て時間がかかってしまう(30代/事務・経理・人事職/正社員/東京)
・自分のキャリアをきちんと見直して、自分のできることややりたいことを明確にすれば必ず転職はできると思います(30代/事務・経理・人事職/契約社員/東京)
・派遣から正社員になり、自分に自信が持てるようになりました!あきらめずに面接を受けまくってください!(30代/事務・経理・人事職/正社員/神奈川)
・意外と働ける場はあります!(30代/事務・経理・人事職/正社員/東京)
・迷っている時点で答えは決まっていると思うので、勇気を出して思うようにやってみるのがいいと思います!転職活動をしてすぐに採用となることは滅多にないので、市場価値を知るための勉強としても転職活動してみてください!(30代/事務・経理・人事職/正社員/千葉)
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