「ホラー映画見ながら」「超絶ダサい格好」…絶対に同僚に見せられない在宅勤務の実情【働く女性100人調査】
コロナ禍で、在宅勤務を始めたという人は多いのでは? 在宅勤務の良さは、通勤時間や異動の負担が減らせることの他、人目を気にせずリラックスして働けるところですよね。

しかし、リラックスし過ぎてしまう、集中力が続かない、オンとオフが切り替えにくくだらだら働き続けてしまうなどの問題も。
そこで今回は、リモートワーク経験を持つ20~30代の女性100名にアンケート調査を実施。在宅勤務でメリハリをつけて働くためのポイントや、会社の人には絶対に見せたくないリモートワーク中の自分についてさらけ出してもらいました!
Q.1 リモートワーク中、オンとオフのメリハリを付けられていますか?

リモートワーク経験者のうち、約50%が「メリハリを付けて働けている」と回答。しかし、詳細を見てみると「まあまあ付けられている」(37%)に次いで「あまり付けられていない」(32%)との回答が多いことが分かります。
メリハリが付けられる人・付けられない人の違いはどこにあるのでしょうか?フリーコメントを見ていきましょう。
・仕事中に目につく場所には、私物をできるだけ置かないようにしている(37歳/営業事務)
・在宅でも一日のスケジュールを明確にし、ある程度服装や身だしなみを整えて仕事をしている(28歳/一般事務)
・仕事部屋にはテレビを置かず、仕事以外のことはその部屋の外でやるようにしている(37歳/建築事務)
・仕事を始める前のルーティンを決めている。机の上を整理し、仕事用PC、ノート、書類などを広げ、コーヒーを入れてから仕事に取り掛かっている(32歳/事務職)
・ついスマホを触ってしまったり、録画したドラマを流しながら作業して途中で手が止まってしまうことが多い。スイッチが入れば集中できるが、入るまでが大変(25歳/経理総務)
・暇なタイミングで洗濯や掃除などの家事をしてしまう(32歳/一般事務)
・ペットがいてなかなか集中できない(28歳/一般事務)
・リモートワークだと普段の退勤時間を超えても業務をしてしまう(36歳/営業事務)
・忙しい時は就業時間に関わらず、夕食を取った後に仕事を再開することもあり、メリハリは付いていないと感じる(30歳/一般事務)
コメントを比べてみると、メリハリを付けられている女性たちは、勤務時間を意識したり、仕事スペースをしっかり作ったりと工夫をしている様子が伺えます。
一方でメリハリを付けられない派のコメントからは、プライベート空間であるが故の誘惑に負けてしまったり、時間の区切りをつけることに苦戦していることが分かりました。
また、「だらけてしまう」ことでメリハリが付かないタイプと、「働きすぎてしまう」タイプとに二分されることが見てとれます。
Q.2 会社の人に見られていないからこそできるメリハリの付け方(リフレッシュ方法)は?
では、なかなかメリハリが付かない……という時はどうすればよいのでしょうか? リモートワーク経験者だからこそ知っている、「家ならでは」のリフレッシュ方法を聞きました。
・ベッドに横になって少し寝る(27歳/一般事務)
・小まめに休憩をとる。3分だけでも昼寝するとシャキッとします(37歳/事務)
・アイスやシュークリームといった会社では食べにくいおやつを食べる(31歳/エンジニア)
・レモンをかじる。酸っぱさで目が覚めます(38歳/フリーランス)
・休憩中に母と電話する(32歳/会計士)
・犬を飼っているので、10分ほど犬の散歩に行ったり部屋でブラッシングをしてあげて構ったりする(37歳/一般事務)
・朝(通常の通勤時間)、リングフィットアドベンチャーで体を動かす(29歳/エンジニア)
・アクロバティックなストレッチや本格的なヨガのポーズをする(36歳/自営業)
・YouTubeを見ながら痩せるダンスをしています!(25歳/経理総務)
・集中力をアップさせるために髪をオールバックにして一つにくくる(28歳/一般事務)
・推しの映像をみる(30歳/一般事務)
・集中力が切れたら、YouTubeで好きな音楽を流し、スタンディングで感情をこめて歌う。もちろん、近隣に迷惑が掛からない音量で(31歳/一般事務)
多かったのは「仮眠をとる」「ベッドに横になる」という休憩の取り方や、「音楽を聴く」といったプライベート空間ならではのリフレッシュ方法。
その他、「少しだけ外に出る」など、家に籠りきりにならないようにするという声も上がりました。
Q.3 会社の人に自分のリモートワーク中の姿を見せられますか?

人それぞれ工夫しながらリモートワークに取り組んでいる様子が見えてきましたが、半数以上の女性が「会社の人には見せられない」ような姿で働いている……と明かしました。
それはなぜ? 一体どんな姿? コメントで詳しく聞きました。
・パジャマと言ってもおかしくないくらいダサい部屋着で仕事しているため(37歳/事務)
・部屋着ですっぴん、椅子に足をかけながらパソコンに向かっているから(38歳/一般事務)
・ジャージなどのゆったりとした服装で、バランスボールに乗りながら仕事をしているので(36歳/営業事務)
・映画『リング』を観ながら仕事をしているから(22歳/Webライター)
・音楽話聴いて、時々歌いながらノリノリで仕事しているので(24歳/イベントディレクター)
・ハマっているオンラインゲームのアップデートがあると、ついゲームをしながら仕事してしまう時もあるため(32歳/一般事務)
・テレビで好きなジャニーズのDVDなどを見て癒されているから(22歳/一般事務)
・パジャマのままでラジオを聴いて、一人で笑いながら仕事をしているので(28歳/営業事務)
・リモートワークの夫としゃべりながら作業しているため(24歳/エンジニア)
・ペットと遊んでいる時間が多く、だらだらしているから(28歳/一般事務)
やはり目立ったのは、「部屋着だから」「すっぴんなので」といった身だしなみに関する声。
「Web会議のために上半身だけは着替えているけど、下半身はパジャマ&椅子の上であぐら」といった、あるあるなコメントも見られました。
終わりの見えないコロナ禍、今後も当面はリモートワークが続く女性もいるでしょう。メリハリを付けることの他にも、「人との関わりが減ること」による孤独感の高まりなど、課題は少なくありません。
Woman typeでは、多様化する働き方に寄り添えるような記事やコンテンツを多数掲載しています。ぜひ仕事の合間にチェックして、自分らしい働き方を見つける参考にしてくださいね。
おすすめコンテンツ

■日常的に「寂しい」と感じる女性が6割以上。コロナ禍で増す孤独の解消法は?【働く女性調査】
外出の自粛や在宅ワークが増えた今、一人で過ごす時間が増えて、孤独を感じる機会が増えているかもしれません。
そこで、20~30代の働く女性にアンケート調査を実施し、どんな時に「寂しい」と感じるのか、孤独を感じたときの対処法は何なのか、コロナショック前後の比較で回答してもらいました。

■「ストレス発散」だけではNG。コロナ禍の不調を遠ざける正しい休養法【医師監修】
コロナ禍、生活習慣や睡眠リズムの変化などが影響し、心・体の不調を訴える人が増えています。
そんな現状を受けて、「休養をしっかり取りましょう」と呼び掛けるのが産業医の矢島新子先生。実は、働き盛り世代には「休養をうまく取れていない人も多い」と指摘します。
では、健康維持のために意識すべき「正しい休み方」とは?

■新しい生活様式で女性の睡眠トラブルが増加中? 「睡眠ファースト」な暮らしで眠り方改革を
コロナ禍の到来によって生活が大きく変わったことで、「夜になってもなかなか寝つけない」「しっかり寝たつもりなのに朝起きられない」など、睡眠に関する悩みを抱えている女性も多いのではないでしょうか?
なぜ、コロナ禍で私たちの睡眠は乱れがちなのか、より良い睡眠をとるためにはどうすればいいのか……。SleepTech(睡眠×テクノロジー)でより良い眠りを実現するためのサービスを提供するニューロスペースCEOの小林孝徳さんに、働く女性たちへのアドバイスを聞きました。
【アンケート調査概要】
●調査方法:21~39歳の女性へのWebアンケート(クラウドワークスにて)
●調査期間:2021年8月6日
●有効回答者数:100名
『働く女の本音白書』の過去記事一覧はこちら
>> http://woman-type.jp/wt/feature/category/trend/honne/をクリック