29 MAR/2024

プレーヤー志向の女性たちが「リーダーをやりたい」と思うに至った理由

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メルカリ
女性が活躍する企業って、実際どんなトコ?
D&I先進企業「メルカリ」大解剖

「D&I推進企業」を名乗る企業は数あれど、外からだとその実態は見えづらい。会社の取り組みが現場に根付いている企業には、一体どのような特徴があるのだろう? そんな企業で働くことで、私たちのキャリアはどのように変わっていくのだろうか?

日本で初めてジェンダー平等に関するグローバル認証『EDGE Assess(エッジ・アセス)』を取得した「メルカリ」の事例をもとに、真のD&I先進企業の「現場のリアル」を見てみよう。

昨今、幅広いキャリアの選択肢を用意する企業が増えてきた。しかし、管理職以外のキャリアパスがない会社はまだ多いだろう。

「長く働きたいけれど、人を管理する仕事がしたいわけじゃない」

そう悩む女性も少なくないかもしれない。しかし、少し視野を広げてみると、「リーダー」の中にも多様性があることに気付けるはずだ。そこで今回は、D&Iへの先進的な取り組みが注目を集めているメルカリグループの女性リーダーたちにフォーカス。

「もともとマネジメントには興味がなかった」「現場でモノやサービスを作っていたかった」と口をそろえる彼女たちはなぜ、リーダーという役割にたどり着いたのか。彼女たちはどのように「自分らしいキャリア」を見つけていったのだろうか。

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Mass Marketing
Manager
中村佳那さん

2012年、株式会社リクルートにて法人営業、ToC・ToBのマーケティングを担当後、株式会社WOWOWにて舞台興行のプロデューサーに従事。22年にメルペイに入社し『メルペイ』『メルカード』のグロースを担当。23年1月よりメルコインに異動し、ビットコイン取引サービスの立ち上げグロースを推進。23年9月よりメルカリに異動し、Mass Marketing チームのマネージャーを務める

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Cross Border and Business Use Growth Product
Manager
ウェン スウェン(Suwen Weng)さん

中国南京出身。日本で修士課程修了後、世界大手の石油サービス会社でソフトウエアエンジニアとしてキャリアを開始。オンラインショッピング好きが高じて日本のアパレル企業にPMとして転職。2021年3月メルカリ入社。トランザクションプロダクトのTPM(テクニカルプロダクトマネージャー)として働きはじめ、現在はクロスボーダーのPMマネージャーを務める

いいモノづくりを追求した結果、リーダーになりたいと思った

ーーはじめに、お二人のご経歴と現在のお仕事内容について教えてください。

中村さん:私のファーストキャリアはリクルートの営業でした。大手居酒屋チェーンの集客をお手伝いしていた時に、お客さまが「リブランディングがしたい」とおっしゃっていて。何とか貢献できないかなとマーケティングの勉強をし始めたんです。

学べば学ぶほどマーケティングへの興味は湧いていったのですが、クライアントを通してできることって限られてるんですよね。サービスを利用する人に直接価値を届けられる自社サービスのマーケティングがしたい。そんな思いからtoCのマーケティング部門に異動しました。

その後、さらにマーケティングのフィールドで経験の幅を広げるべく、2022年にメルペイに入社。「定額払い」と「メルカリのビットコイン取引サービス」のマーケティングに8カ月ずつ携わりました。

23年の9月からは、メルカリのMass MarketingチームのマネージャーとしてCMやWeb広告など、メルカリ全体のマスコミュニケーションの統合を担当しています。

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スウェンさん:前職はアパレル企業で注文管理システムのプロダクトマネージャーとして働いていたのですが、その頃からメルカリのサービスには興味がありました。

買い手だけでなく売り手向けにもサービスを展開していたり、サステナビリティを意識したサービスだったり。面白いサービスだな、ここならいいサービスをつくれそうだな、そんな思いから、プロダクトマネージャーとしてメルカリにジョインしました。

現在は、Cross Border and Business Use Growth Product チームのマネジャーをしてます。

私たちのチームでは、パートナーとの連携を通じて、海外のお客さまにもメルカリの商品を届けるために、プロダクト戦略、カスタマーエクスペリエンス向上、プロダクト開発をリードしています。

ーーお二人とも、いいサービスを追求したくてメルカリに入社したんですね。プレーヤーとして現場でサービスを作っていく意識が強かったのかなと感じましたが、リーダーになることは意識していたのでしょうか?

スウェンさん:私はピープルマネジメントには関心がなかったんですよね。モノやサービス、体験をつくる仕事がしたくて。正直に言ってしまうと、あまり「人」に興味を持っていなかった……(笑)

中村さん:分かる~!!(笑)

ーーそうなんですね! サービスを作りたかったお二人がリーダーになろうと思ったのはなぜなのでしょうか?

スウェンさん:いくつかチームでのモノづくりを経験してきた中で、本当にいいものを作るためにはいいチームが必要で、いいチームをつくるためにはピープルマネジメントのスキルが必要だと気付いたんです。

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中村さん:めちゃくちゃ分かります!

私も、最初からリーダーになりたいと思っていたわけではありませんでした。でも、マーケターとしてお客さまのアクションを生み出していくためにはたくさんのプロフェッショナルが力を合わせる必要があります。それを実現できる存在を目指したら、自然とマネージャーにたどり着きました。

スウェンさん:いいプロダクトを作るために必要なチームづくりをやる人がいないのなら、私がやっちゃおう、という感じですよね。「いいモノを作りたい」というスペシャリスト志向があったからこそ、リーダーになったのかもしれません。

リーダーだって、個性的でいい

ーーお二人はどのようなリーダーを目指しているのでしょうか。

中村さん:私は自分の役割を、ユーザーのアクションを生み出す「アクションプロデューサー」と定義してきました。

マーケターってどうしても、「とりあえずLPを作ろう」などコミュニケーションの手段に意識が偏ってしまい、それ以外のアクションを起こしにくくなりがちです。でも本当はプロダクトチームや、営業など、他の組織と一緒に取り組みながらプロダクト自体を変えていく必要性もあるんですよね。

自分のことをマーケターの枠を超えた「アクションプロデューサー」だと認識していると、視野が広がりますし、ユーザーのアクションを生み出すために必要なことは全てやろうと思えるので、他者をためらわずに巻き込めるようになります。

メルカリにはさまざまな分野のプロフェッショナルが集まっていますが、その専門性が生かされるようにするためには、こうしたリーダーの働きかけが必要だと思っています。

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スウェンさん:私はプロダクト側のリーダーとして「お客さまにどんな体験を提供したいか」というミッションを明確に持つことを常に意識してきました。

プロダクトのミッションを実現するためには、メンバーの力が必要不可欠です。おのおのの力を引き出すためには「この仕事がミッションの実現にどのように貢献するか」をきちんと説明することが大切だと思っています。

ーーそれぞれの個性が凝縮されたリーダー像ですね。

スウェンさん:私たちが自分らしい「リーダー像」を掲げてのびのびと働けているのは、「Go Bold(大胆にやろう)」というバリューの影響が大きいかもしれません。

中村さん:たしかに、「普通の人はこう考えないだろうな」と思うようなことを発言しても「それGo Boldだね!」と歓迎してもらえます。考え方の違いがぶつかり合って「Go Bold」になるという感覚が共有されているからこそ、各リーダーの個性が尊重されているんじゃないかな。

スウェンさん:メルカリには他にも「All for one(全ては成功のために)」「Be a Pro(プロフェッショナルであれ)」というバリューがあります。個性の違うリーダーたちが協力し合えるのは、この三つのバリューがセットになっているからだと思います。

スキル面ではバラバラなプロフェッショナル(Be a Pro)が、それぞれの個性を発揮しながら(Go Bold)、協力しあってプロダクトを作る(All for one)という感じですね。

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2人が実践する「自分らしいリーダー像」を見つけるコツ

ーーお二人は、それぞれが描く理想のリーダー像を実現するために、どのような工夫や努力をしてきましたか?

中村さん:私は「アクションプロデューサー」として多様な人たちをうまく巻き込める存在であるために「その人が一番楽しそうにやっていることは何か」を観察してきました

例えば「自分はデジタルマーケティングが得意です」と言いながら、クリエーティブの仕事に楽しそうに取り組んでいるメンバーがいたら、クリエーティブの仕事も積極的に任せてみます。するとその人自身に新しいスキルが生まれますし、プロジェクトもより良い方向に進んで行くものです。

また、プロジェクトの完了間近であっても「これが本当にベスト?」と思うことがあれば、その違和感を恐れずに口に出すようにしてきました。その時は対応するのが難しくても、「本当にこれでいいのかな?」という会話によって新しい視点が生まれて、次に生かせることがあるから。

スウェンさん:私はプロジェクトの各ステップでより高い基準を設けることや、どんなに細かい仕事であっても、プロダクト開発に関わることは全てお客さま目線で考えることを意識してきました。

こうした作業を通じて、常にスタンダードの100倍ぐらいのものづくりを目指すことが、お客さまの想像を超える体験につながると信じてるから。これは「プロダクトのミッションを明確に持つ」リーダーを目指してきたからこそ、継続できていることだと思います。

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ーーお二人のように「自分らしいリーダー」としてキャリアを築きたい人は、まず何から始めたら良いでしょうか?

スウェンさん:チャンスを与えられたらやってみる」姿勢を持つのがいいと思います。

本当にできるかどうかは、やってみなければ分かりません。私自身、新しい役割を任されるときはいつも緊張していますが、やってみると楽しいと思えるようになるもの。

プレーヤーでいたいと思っていた私が、自ら望んでリーダーという役割を選んだのも、より好みせずに「やってみる」を繰り返してきたからこそ見つけられた道なのかなと思います。

中村さん:私は自分に対しても、何をしているときが一番楽しいかを観察してきました。そして有名なマーケターの方が言っていたのですが「好きなことは動詞で定義する」ようにしています。

今マーケティングの仕事をしているのなら、「マーケティングが好き」で終わらせるのではなく、「マーケティングの仕事で何をするのが好きか」を考えてみる。

例えば、「映画を見ているときに浮かんだ感情の理由を言語化したくなる」「SNSのコメントからその人の人物像を想像するのが楽しい」といった、普段の興味関心がある「モノ」の中でも好きだと感じる「コト」をたくさん出してみて、つながる仕事を探していく。

すると、もっと自分を生かせる領域や、新しいキャリアの可能性が見えてくるかもしれません。

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取材・文/一本麻衣 撮影/赤松洋太 編集/光谷麻里(編集部)