ニセ恋人、秘密の場所で待ち合わせ、ジュースを飲んだ日は一緒に食事……経験者たちが伝授する社内恋愛のイロハ
皆さま、社内恋愛をしたことはありますか? 周囲の目が刺激に、伝言メモがラブレターに、味気ない会議室が秘密のあいびき場所に変わる、楽しいオトナのオフィスラブ。その恋愛事情に迫るべく、アンケートを実施しました。
まず、働く女性に社内恋愛をしたことがあるか否かを聞いてみると、なんと40%以上の人が「ある」と回答。
さらに「ある」と答えた方に「周囲にバレないように工夫をしていたか」について尋ねてみると「はい」と答えた方は約50%。
「公表していた」方が10%という結果を見ると、「工夫」まではしていないけれど、周囲には秘密にしていた方が多いという実態がうかがえます。社内恋愛を推奨する会社も増えているそうですが、まだまだオープンに、とはいかないようですね。
さて、それでは社内恋愛の経験者たちは、どのようにして周りにバレないようにしていたのでしょうか。
「社内では必要な業務以外あまり接触しないようにしていた」(39歳/営業事務)
「必要以上に関わらないようにする」(34歳/技術関連職)
「一緒にいない。話さない」(29歳/キャリアアドバイザー)
【秘技! 時間差攻撃】
「時間差で帰宅し、地元の駅に戻ってから会う」(29歳/webデザイナー)
「帰る時間をずらして待ち合わせ」(24歳/総務人事)
【ニセ恋人でカモフラージュ】
「彼氏は大学の同級生であると話していた」(38歳/営業関連職)
「ダミーの彼氏を、年齢や職業まで設定しておく」(39歳/未就業)
「別の男友達が彼氏だと思われていたので、否定せず放置しておいた」(21歳/調理)
【こ、ここまでやるか……】
「一緒に旅行に行った際は、それぞれ違う地名のお土産を買ってくる」(32歳/その他)
「仲のいい友達にすら、社内恋愛のことを言わなかった」(33歳/一般事務)
「わざと『あの人嫌い』と公言したり、真逆のタイプを褒めたりしていた」(26歳/一般事務)
皆さまいろいろなテクニックを駆使しているようです。中には、職場で距離をおくだけではなく、犬猿の仲まで装うという回答もありました。そこまでいくと周りも疑えません。
とはいえ、愛し合う二人ならやっぱりオフィスでも繋がりを感じていたいもの。周囲にバレないよう、どのような方法でコミュニケーションをとっているのかについても、答えてもらいました。
「休憩時間にコーヒーを飲んだら残業、ジュースなら退社後一緒に食事をすると決めていました」(26歳/一般事務)
「『コーヒーを入れて』と頼まれた日は『帰りにお茶しよう』の合図」(39歳/営業事務)
【目は口ほどに“好き”を言う】
「休憩所で目だけ合わせる」(38歳/営業関連職)
「アイコンタクトをした後にメール」(32歳/接客・販売)
「ウインクし合っていた」(25歳/接客販売)
【ちょっとしたスリルがたまらない】
「プライベートの約束を、会議や仕事の用事を話しているように見せていた」(29歳/営業事務)
「非常階段でおやつやお弁当の受け渡しをしていた」(28歳/営業)
「お互いのロッカーにこっそり手紙」(34歳/システム関連職)
【やだ、大胆過ぎだYO!】
「こっそりとツンツンし合う」(30歳/受付)
「テーブルの下で手をつなぐ」(24歳/接客販売)
「給湯室で待ち合わせて話す。倉庫や会議室で2人だけになったらいちゃつく。他の人が一人でもいたら友達のフリ」(28歳/一般事務)
「人気のない密室でのフレンチキス」(23歳/接客サービス)
ちょっとちょっと皆さん、すごく楽しそうじゃないですか! 秘密にすることでコミュニケーションにもスリルが生まれ、どんどん気持ちが盛り上がるのでしょうか。
今もあなたのオフィスで繰り広げられているかもしれない社内恋愛組の秘密のコミュニケーション。思いがけず、密会の現場に遭遇してしまわないように、非常階段と給湯室にはご注意を!
【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2015年5月21日~25日
●有効回答者数:277名
取材・文/小林佳代子(編集部)
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