「30代になるとシゴトとプライベートってどう変わるの?」20代お悩み女子×30代モーレツ女子座談会Part.2 【女子部JAPANコラボ企画】

「なんだか仕事に振り回されている気がするんですけれど?」という20代働く女子のお悩みを、女子部JAPAN(・v・)の30代のモーレツお仕事女子に相談する企画の後半戦。前回の、「私たちバリキャリのままでどうなるの?」に続いて、今回は「30代になるとシゴトとプライベートってどう変わるの?」というお悩みに答えていただきました。
小林奈巳:39歳、Webや雑誌を手掛ける編集制作会社の取締役。iPhone女子部を立ち上げ、現在は女子部JAPAN(・v・)のプロデューサーとして活躍中
村上紗織:34歳、出版系の制作会社を数社経験したのち、現在の編集制作会社へ。イベントやWebサイト、フリーペーパーなどの企画や制作に携わる
山田裕子:39歳、企画や編集も手掛けるフリーライター。今回の座談会における唯一の既婚者
お悩み20代女子:29歳、一応バリキャリのワーキングウーマン。仕事ばかりの人生に疑問を持つギリギリ20代。彼氏なし
「死ぬほど忙しい」が似合うのは、20代だけの特権!

20代お悩み女子(以下、悩子):20代と30代の仕事って、何がどう違うんですか?
村上さん(以下、村上):30代は、ずっと机に向かっているだけが仕事ではなくなるんですよ。人付き合いも仕事になってきます。あと、20代のときにはただがむしゃらに自分のために体力を使ってきたけれど、30代になったら後輩を育てるために体力を使っている気がしますね。自分でやればすぐに済むことを、後輩に任せてじっと待ち、ギリギリで帳尻合わせしてあげるとかね。
小林さん(以下、小林):20代で人脈を作っておくと、30代で花開いて、好きなジャンルの仕事を自分で開拓することができるようになるんですよね。だから、20代と同じように忙しくしているように見えても、好きなことだから苦じゃないし、誰からも文句を言われない。そんなわがままが通るのも、20代で実績を出してきたというのがベースにあるから。自分なりのポジショニングが定まるのが30代なんじゃないかな。
村上:20代は長い修業時代ですよね。10年近いですもんね。
小林:どこかで人は頑張らなくちゃいけないと思うんです。20代でぼやっとしていると30代になってもずっと忙しい人になってしまう。「これやって」とか「あれやって」とか、指示される側のままでいるのって嫌じゃない? だから20代で頑張らないと。
悩子:本当ですか? このままでいいんですかね?
3人:もちろん!
悩子:実は、来月から死ぬほど忙しくなりそうで……。
山田さん(以下、山田):そのセリフは、若いから似合うんですよ。「死ぬほど忙しい」っていうセリフを40代にもなって言ってるのって、ものすごくイタいし、格好悪い。
村上:そもそも、仕事できない女子よりも、仕事できる女子の方が格好いいよね。
遊びも仕事もどんどん上手くなっていく30代

悩子:私の友達には、私と同じぐらい仕事を頑張っている人もいるけれど、ゆるく働いている人や、仕事を辞めちゃった人もいるんです。そんな友達と比べて、仕事ばかりの自分が不安になるんですよね。「すごい仕事頑張ってるよね~」とか言われると、ちょっとムカつくんです(笑)
小林:あと、余計な心配をしてくる人もいるよね。「体が一番大切なんだから」とか「結婚は大丈夫?」とか。そういうのは、「頑張ってるよ~」とか「ご心配ありがとう」って言って流してればいいんだよ。
村上:私だって、「ゆったりとしたナチュラルライフが女子の幸せなんじゃないか?」とか思ったこともあるし、「本当はこの仕事、向いていないのでは?」とか悩んだこともあるよ。あと、「子どもは生んだ方がいい?」とか、「結婚した方がいいのかな?」とか、何回も思うもん。でも、仕事の面白さの一瞬一瞬がつながって、今に至っているんだよね。
小林:とはいえ、ナチュラルライフを選んだとしても、もちろん間違いではない。人生は、何を選択しても正しいんだよね。
悩子:仕事もプライベートも半々でいきたいとか、プライベート重視で仕事は二の次とか、幸せになる方法ってたくさんあると思うんです。でも、みなさんが仕事に大きな比重を置いてきた理由って何ですか?
山田:遊びも仕事も上手になっていくことが楽しいからかな。好きなテーマで取材をしていろいろな人と出会ったり、そんな人たちと夜だけでも隙間を見つけて面白いことをしてみたり。30代女子は、時間と体力とお金の使い方がどんどん上手になっていくんですよ。
村上:いつまでも下っ端扱いで稼ぎも少ないっていう方が悲しくないですか? 自信も持てないし、つまんない人生だと思うな。
どう生きるのか決めるのは自分。のちのちの軌道修正も変更もOK!

悩子:じゃあ、「仕事ばっかりしてていいんでしょうか?」という悩みに対しては……。
村上:若いうちはあれこれ考えずに、恋愛にも仕事にもプライベートにも、全部頑張って手を抜かなきゃいいんですよ。
山田:誰の名言だったか忘れたけれど、私は「常に人は最善の選択をしている」という言葉が好きなんです。女性は、結婚する・しない、子どもがいる・いないと、いろいろな人生に分かれていくから、たぶん死ぬまで誰かと比較して苦しみ続けるんですよ。でも、20代はすごく頑張った、30代はこうだったっていうのは、そのときの自分に最善なことであって、ただ自分は最善に向かって進んでいるだけなんだってふうに思えたら、楽になるんじゃないかな。
悩子:結局、「悩む暇があったら頑張るべし」ってことですね。
小林:結局、悩んでいないんだよ。ただ、自分で決めていない状況が気持ち悪いだけ。本当は、自分の働き方とか考え方を認めてもらいたいだけなんじゃないかな?
だから、ゆるくやるか頑張るか、答えを決めてしまえばいい。もちろん、軌道修正、変更もアリってことで。
取材・文/朝倉真弓 撮影/赤松洋太