【実例】プチ移住・ルームシェア・子なし夫婦…働く女性5人が見つけた「私らしく生きる道」
もうすぐ30歳──「素敵な大人」になるために、28歳の今からやっておきたいことって何? サイトオープン13周年を迎えたWoman typeが、「なりたい自分」になるための“28歳のこれから”を一緒に考えます

「自分らしく働く」「自分らしく生きる」という言葉はよく耳にするけれど、自分にとってそれがどんなものなのか、正直イメージできない人も多いのでは?
そこでこの記事では、「当たり前」に縛られない人生選択をした5人の女性たちの事例を紹介。多様な働き方・生き方の選択肢を知り、30代以降の「なりたい自分」について考えてみましょう。
オタク友だちとルームシェア:藤谷千明さん

一軒家で女友達と暮らす日々をつづった『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(幻冬舎)を出版した藤谷千明さん。
過去には、パートナーとの同棲、一人暮らしも経験しているが、現在は趣味でつながる同居人とルームシェアをしています。
ただ、同居人とのやりとりは「LINEだけ」という日も。それどころか、1週間顔を合わせないこともあるそうです。
恋人でもない、家族でもない、友達と暮らすことが藤谷さんの人生に与えた影響とは? ルームシェア生活の様子についても、詳しく教えてもらいました。
子育て中に海外プチ移住生活:バイリンガール吉田ちか

YouTubeチャンネル『バイリンガール英会話』が大人気の「バイリンガール」こと吉田ちかさん。
「好きなことで生きていく」を体現する彼女が、ここ数年で生き方を見つめなおすきっかけになったのは、子育て。
「子どもが生まれたら、海外旅行にもいけなくなる…」なんて考える人も多そうですが、ちかさんが始めたのは、「子どもと一緒に、3か月ごとにいろいろな国に暮らす」海外プチ移住生活でした。
ちかさんはなぜ、1箇所に定住しない暮らしを選んだのでしょうか? 目からうろこの考え方をご紹介します。
夫婦で「子どもは持たない」選択:澤奈緒さん

「心の解放」をテーマに創作活動をする造形作家の澤奈緒さん。「プレゼンの神さま」と呼ばれる澤円さんと30歳で結婚した時から「子どもは持たない」と二人で決めていたと言います。
人からは「いつか母性が芽生える」と言われたこともあったけれど、「結局いつまでたっても、子どもが欲しいと思う日はこなかった」と明かす澤さん。
結婚はするし、パートナーとずっと一緒に暮らしたい。でも、出産や子育てはしないーー。自分たちらしい生き方を、澤さん夫婦はどんなふうに見つけたのでしょうか?
車中泊生活:ウェディングフォトグラファー きゅ〜さん

新卒でデジタルマーケティングの会社に入り、自宅からフルリモートで働く日々から、車中泊で全国を周り、絶景とともに新郎新婦の撮影をする日々を送るウェディングフォトグラファーのきゅ〜さん。
会社勤めも定住も辞め、毎日違う場所で仕事をしています。
会社で働くのも、同じ場所で暮らすのも、世の中では“普通”のこと。それを彼女が手放せた理由とは?
ハワイで未経験の飲食起業:『ALOHA STATE BAKE SHOP』万福 佳奈子さん

新卒で大手人材系企業に入社し、広告営業職として働いていた万福 佳奈子(Kana)さん。現在は、ハワイで人気のチーズケーキショップ『ALOHA STATE BAKE SHOP』を経営しています。
海外で起業するとなれば、「英語力をつけてから」「しっかり事業計画を作ってから」と多くの人が考えそうなものですが、Kanaさんの行動は真逆。
会社を逃げるように辞め、なんとなく行きついたハワイで「準備ゼロ」「飲食業界未経験」の状態から起業したと言います。なぜ、そんな決断ができたのでしょうか?
今回紹介した5人以外にも、Woman typeには「こんな働き方、生き方もありなのか!」と目をひらかせてくれるような女性たちがたくさん登場しています。
今の自分にとって「当たり前」と思う働き方・生き方以外の選択肢に触れることで、自分らしい未来を見つけるヒントにしてくださいね。
文/Woman type編集部