もうすぐ30歳、今やっておきたいことって何? Woman type13周年特集「28歳、これからの私。」まとめ
もうすぐ30歳──「素敵な大人」になるために、28歳の今からやっておきたいことって何? サイトオープン13周年を迎えたWoman typeが、「なりたい自分」になるための“28歳のこれから”を一緒に考えます
28歳の女性がやっておいた方がいいことを、「キャリア・仕事・結婚・お金」などさまざまなテーマから考えてきた今回の特集企画。
最終回として、特集に登場してくれた“素敵な大人たち”の記事を、彼女たちが「28歳でやっておいた方がいい」と語ったことと合わせて紹介しよう。
山口真由「ロールモデルよりも、同世代の仲間を見つけること」
自身の28歳を「まさに人生のどん底だった」と振り返る、元財務官僚で信州大学社会基盤研究所特任教授の山口真由さん。
東大を卒業し、財務省勤務を経て弁護士に。その後ハーバード大学留学、東京大学大学院入学と、きらびやかなエリートコースを歩んできたように見える彼女が、自分らしい生き方にたどり着いた理由と共に、「あのときやるべきだったこと」を振り返ってくれた。
ジェーン・スー「損得勘定をせずに働くこと」
コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家として、女性から熱い支持を集めるジェーン・スーさん。
取材を通じて見えてきたのは、どうやら28歳は仕事へのスタンスを見直す良いタイミングであるということ。「私にとっての仕事とは?」を考えながら、スーさんの言葉に耳を傾けてみよう。
俳優・黒木華「“悩んでいること”に悩まない」
仕事、結婚、友情。働く女性が目の当たりにするさまざまな要素が詰まった映画『アイミタガイ』で主演を務める俳優の黒木華さん。
しっかりと意志を持ち、自分の足で立っている印象の強い彼女が、Woman type読者世代の“28歳”のときはどう過ごしていたのだろうか。
勝友美「自身を磨き続けて『努力できる自分』をつくる」
男性社会が根強く残るスーツ業界で、数少ない女性経営者として28歳で旗を掲げたオーダースーツ専門店『Re.muse』代表の勝友美さん。
さまざまな人生の選択肢に揺れる28歳というタイミングで起業し、「自分の人生に1ミリの後悔もない」と断言できるのはなぜなのか?
田中美和「変化に対応できる力を養う」
連載『ニューノーマル時代のLive Your Life』が好評の田中美和さん。
これからの時代に「自分の働き方」を選び取れるようになるためには、28歳のうちに何をすればいいのか。田中さんが注目したニュースと共に、3つのポイントを挙げてくれた。
石原直子・武田雅子「時代に左右されない、長く働く武器を身に付ける」
将来、30代での仕事と子育ての両立を視野に入れ、武器となるスキルや技能を身に付けようと考える人は少なくない。ただ、AIのすさまじい進化により社会が大きく変わるであろう過渡期の今、「現在の手に職」がいつまで通用するかは分からない。
将来の予測が困難といわれるVUCA時代、一体何が「長く働く武器」になるのだろうか?
AI&DX時代の「はたらく」について研究する石原直子さんと、大手企業からスタートアップまで人事として多くの会社員を見てきた武田雅子さんに聞いた。
キャリアアドバイザー えさきまりな「将来の後悔を防ぐには、“やる”しかない」
やりたい仕事に未経験からチャレンジするなら28歳の今がラストチャンスかも……と転職を考える人は多い。一方で「もし失敗したら、30代以降どうなっちゃうの?」と、二の足を踏んでしまうこともあるかもしれない。
それぞれの道を選んだときに、具体的にどうなるのか。イメージできれば、後悔しない選択ができるはずだ。
そこで話を聞いたのは、過去に1万人以上の女性たちの転職・キャリアチェンジの支援を行ってきたキャリアアドバイザーのえさきまりなさん。
婚活アドバイザー植草美幸「婚活や恋愛を男性任せにするのを止める」
いくら令和といえども「仕事を頑張り過ぎている女性」はモテないのでは……?
そこで現代の男性が「結婚したい女性像」について、歯に衣着せぬアドバイスで人気の結婚相談所 『マリーミー』代表の植草美幸さんに話を聞いた。
植草さんが強く主張したのは「仕事が好きなら、誇りを持ってやってほしい」ということ。その真意とは——?
マッチングアプリのプロ・定時ダッシュちゃん「恋愛・結婚相手は選ぶのではなく“選んでもらう”視点も持つ」
結婚後も長く納得感を持って働くには、パートナー選びは超重要。最近はマッチングアプリで結婚する人も増えたが、「仕事に理解のあるパートナー」を探す上で、どうやって相手を見極めればいいのだろう?
その答えを見つけるべく、マッチングアプリで200人以上と出会い、アプリで出会った人と29歳で結婚した定時ダッシュちゃんの元を訪ねた。
ところが、返ってきたのは企画の根底を覆すまさかの回答で……?
サバンナ八木「自分の基準でお金の使い方を考えよう」
28歳でそろそろお金のこともちゃんと考えなきゃ……と思っても、何をしたらいいのか分からない人も多いはず。
ということで、「最低限今やっておくべきお金の準備を知りたい!」という28歳女性のお悩みを、先日FP1級の資格を取得した、お笑いコンビのサバンナ・八木真澄さんにぶつけてみた!
会社員インフルエンサー7人「28歳までに投資すべきは“一生もの”になるモノか経験」
日々SNSを通して、働く女性が参考にしたい情報を発信している会社員インフルエンサーたち。今回のテーマは、「30歳までにお金を掛けておいて良かった/お金を掛けておきたいもの」だ。
30代以上の5人には、20代のうちに実際に投資してよかったと思うこと、20代の2人には30歳までに投資したいと思っていることをそれぞれ紹介してもらった。
特集では今回紹介した記事以外にも、アンケートによる比較調査や「当たり前」に縛られない人生選択をした5人の女性たちの事例紹介、今年インタビューに応じてくれた女性たちの振り返りの記事も掲載中。
もうすぐ30歳だ……と悲観的になるのではなく、「なりたい自分」になるためのステップとして、自分らしい未来をつくるヒントにしてみてくださいね。
今後ともWoman typeを、よろしくお願いします!
文/大室倫子(編集部)