Woman type読者が人生初の転職フェアに潜入! 『女の転職@type』 女性の転職イベントレポート
7月12日、東京国際フォーラムにて『女の転職@type』が主催する『女性の転職イベント』が開催された。当日は、76の企業が採用ブースを出展し、転職活動やキャリアについて学べる4つの講演が行われた。
「転職フェア」と聞いて、あなたはどんなイメージを抱くだろうか。「今すぐにでも転職したい人がガツガツ企業にアピールをする場」というイメージ? あるいは「将来的な転職のために情報収集したい人が集まる場」というイメージ? 実際のところ、転職フェアが一体どんなことをする場なのか分からないという人も少なくないだろう。そこで今回は、転職フェアに初めて参加したWoman type読者Sさんにお話を伺った。

編集部:転職フェアに行く前は、どんなイメージでしたか?
Sさん:私のように転職への意志が曖昧な人が参加してもいいものなのかな? という不安があり、少し緊張していました。転職イベントに来る人って、今すぐにでも転職したい人ばかりだと思っていたので、会場も殺伐とした雰囲気をイメージしていたんです。でも、いざ受付をして周りを見渡してみると、思っていたよりも活気があって明るい雰囲気でした。カチッとした格好じゃなきゃダメなのかな? とも思っていたのですが、私服の人もいて安心しました。

編集部:当日は1500人近い女性が集まっていたようですね。会場に入ってみて、一番印象的だったことは何でしたか?
Sさん:採用活動中の企業の方からどんどん積極的に話し掛けてもらえたことです! 「私なんて企業の方から全然相手にされないのでは……」と悲観的になっていたので、自分もちゃんと採用対象として見られていると実感できて、ちょっと自信がつきました(笑)。転職者よりも、企業側の「採用したい!」というパワーがすごく強かったのが印象的でした。
編集部:企業ブースは訪問しましたか?
Sさん:はい、もともと自分が興味を持っていた企業や、偶然声を掛けてもらった企業など、5つくらいのブースを回って採用担当の方とお話しました。
編集部:採用担当者の方とはどんなお話をしたんですか?
Sさん:私の場合はいつ転職するかなど、全然決まっていない状態だったので、企業の方から会社説明を受けるのがメインでした。何となく入ってみたブースでも、紹介された職種にすごく興味を持ったり、社風に共感したり、偶然の良い出会いがたくさんありましたよ。あとは、会社説明を聞くだけで豪華なプレゼントを渡してくれるところもあって、「え、こんなにもらっていいの?」って、なんだか申し訳なくなるくらいでした(笑)。
編集部:転職フェアに参加してみて一番良かったなと思ったことは何でしたか?
Sさん:2つの講演に参加して、普段は聞けない見識者の方のお話しを聞けたことです。一つ目に参加したのは『転職ノウハウセミナー』で、これから転職するまでに何をしておけばいいのかが明確になりました。自分のやるべきことが明確になると、将来のキャリアに対する漠然とした不安も解消されるものですね。
編集部:2つ目の講演はいかがでしたか?
サイバーエージェント取締役・曽山さんから、同社の女性活用にまつわる制度や風土改革についてお話を聞き、目からうろこでした。「世の中には、こんなに福利厚生が充実した会社があるんだな」とか、「こんなリーダーが身近にいたら仕事が楽しくなるだろうな」とか、自分が今いる会社と比較しながら話を聞いていました。他の会社の働く環境について知る機会はなかなかないので、すごく新鮮でした。

編集部: 他にも印象的だったことはありますか?
事前登録をしていた人にだけ配られているプレゼントがすごく豪華でびっくりしました。企業ブースを2つ以上回った人だけができる抽選会にも参加して、見事に商品を当ててしまいました(笑)。転職フェアでこんなにお土産がもらえるなんて全く想像していなかったので、うれしかったです。

編集部:最後に、感想をお願いします
会場にいる人たちの熱気でちょっとだけ疲れましたが、今回の『女性の転職イベント』に参加できて、本当に良かったと感じています。転職に関する知識やノウハウが得られただけでなく、実際に次の選考に進めそうな企業も見つけられたし、自分の将来のキャリアを具体的に考えるためのきっかけになりました。転職するかどうか迷っているという段階の人が参加しても全然大丈夫でしたし、すごく役立つと思いますよ!
>>2016年11月5日(土)開催!
「女の転職@type 転職イベント」事前登録はコチラから
取材・文/栗原千明