こんな人は絶対採用されない! 転職活動でしてはいけないNG行動10

数多くの転職希望者たちと接する人事担当者。しかし、中にはとんでもない応募者がまぎれていることも。そんな実態を覆面座談会で赤裸々に語ってもらった。気付かないうちに自分もこんなイタイ行動をしてしまっていないか、振り返ってみた方がいいかも?
座談会に参加した人事プロフィール

NGその1
履歴書の写真が“自撮りの写メ”
履歴書に添付する写真は、面接と同様スーツが常識と思いきや、想像だにしない写真を送るツワモノたちも・・・。Web履歴書での応募を可とする企業が増えた現代ならではのあり得ない応募写真があった。
街中にある証明写真ボックスで500円払えば、まともな写真が撮影できるのだから、そのお金と手間は惜しまないようにしよう。
NGその2
自分がいた会社の社名を間違える
応募者と企業のファーストコンタクトとなる大事な応募書類。なのに、あり得ないミスが続々!
応募書類に低レベルなケアレスミスが多過ぎると人事は見る気を失ってしまうようだ。
NGその3
面接の時間を守らない
面接に遅刻するのはもってのほかだが、意外にも多いのが、時間より大幅に早く来る困ったちゃん。
早く着いたらどこかで時間を潰すくらいできるだろうに、と人事からは「スケジュール管理ができない人」「自分勝手な人」と思われること間違いなし。
NGその4
「前職での実績」を盛ろうとする
前職でどれだけ活躍したかをアピールしたい気持ちは分かるが……。
数字のマジックやごまかしは人事たちには通用しないことを胆に命じるべし。
NGその5
ウソまではいかないプチ経歴詐称
明らかな経歴詐称ではなくても、人事の目から見れば「それはウソじゃないの?」と思ってしまうことも多数。
嘘か本当か見極める根拠がない場合、人事は信じるしかないという。ただし、経験上そういう状態で入社した転職者は長続きしないんだとか。
NGその6
面接で「一人演説会」をしてしまう
限られた面接の時間を有効に使いたいのは、採用側も同じこと。なのに、応募者が一方的にしゃべりすぎるケースは珍しくない。
面接は自己アピールの場ではなく、採用者と応募者がお互いの意志を確認し合う場だと認識して。
NGその7
下調べする内容が的外れ
本当にその会社に入社したいなら、情報収集にも力が入るはずだが・・・。
他にも、店舗スタッフの募集なのに店舗に行ったことがないなど、「本当に入社したいの?」と思わせる応募者は少なくないようだ。
NGその8
理想を求めすぎて現実が見えていない
仕事に憧れや理想を持つのは悪いことではないが、あまりにも現実が見えていない人は、人事も採用をためらう結果に。
新卒ならまだしも、中途採用では憧れだけでは通用しないようだ。
NGその9
無意識に出る口癖
普段からよく使う口癖が、面接中にうっかり出てしまうと・・・。
人事はそこから考え方やマナー、人格面を見抜く。「ただの口癖なのに」では済まされないようだ。
NGその10
職種に合った自己研さんをしていない
自分を高める努力をしている人なら、「うちの会社に入ってからも、成長を続けてくれるだろう」と期待できるが・・・。
いつでも「今はこういった勉強をしています」と言えるくらいの向上心を持って日々仕事をしていればこんなことになならないかも?
登場した4人の現役人事いわく、だいたいの応募者はきちんとしているが、こういった特殊な例も必ず一定量存在するのだとか。
うっかりこんな勘違い行動で人事を惑わせていないか、自分の言動にはくれぐれも注意を!
※この記事は2013年3月29日に公開し、2023年6月27日に更新しています。
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取材・文/塚田有香