「常識よりも、自分の生きがいに目を向けて」 新卒1年目で転職した女性が見つけた“新しい働き方”

【Sponsored】

一兎を追う者二兎を得ず。
仕事と夢を両立させるなんて普通の人にはできないこと。
“立派な社会人”になるには、好きなことを諦めるのは当たり前――。

就職をして社会に出るとき、私たちは、そんな常識に縛られていた。
でも、こうして社会人を何年もやってみて、分かった。それはただの思い込みだったのだ、と。

そして、その気づきを確信に変えてくれたのが、今回登場する長谷川結佳さんだ。

マンパワーグループ M-Shine

長谷川 結佳(はせがわ・ゆうか) さん
大学卒業後、航空会社に就職。その後、学生時代から続けていた社交ダンスの競技復帰を目指して、退職。2017年9月よりマンパワーグループの無期雇用派遣社員として外資系コンサル企業で就業中

長谷川さんは、世界最大級の総合人材会社・マンパワーグループに「無期雇用派遣」の社員として入社。契約先の企業で事務職として働きながら、プライベートでは学生時代に始めた社交ダンスの競技者としても活躍している。

少し前の常識ならきっと「派遣で働くなんて、不安定なのでは?」と眉をひそめる人もいただろう。けれど、「無期雇用派遣」という新しい雇用形態、そして人生100年時代の新しい常識が、今、私たちの生き方働き方をアップデートしようとしている。「いつまでも前時代の常識に縛られている必要はない」、そう実感させてくれる一人の女性の言葉をお届けしよう。

好きな仕事と、好きなダンス。どっちを取れば幸せなんだろう?

私が社交ダンスを始めたのは、大学に入学した時。学生時代は4年間、部活一色の毎日を送っていました。でも、卒業してまで社交ダンスを続けようとは考えていなかった。就職したら、仕事が第一。バリバリのキャリアウーマンにならなくちゃ! っていう固定観念があったし、何より自分の好きな仕事を見つけられたからです。

空港の滑走路で、パドルを振って飛行機を誘導している人を見かけたことはありませんか? あれを「グランドハンドリング」と言うのですが、私の前職はまさにそれです。大学で国際系の学部に在籍していた私にとって、空港で働くことはまさに夢でした。

マンパワーグループ M-Shine

就職に対する迷いが初めて生じたのは、大学を卒業する直前。きっかけは、3月に開催されたダンスの競技会でした。同じスタジオに通う別の大学の男の子から、「一緒にペアを組んで出てみないか?」と誘われたんです。最後の思い出づくりにいいかなと軽い気持ちでやってみたら、彼とのダンスがすごく楽しくて。手を握った感触から全然違う。すごく安心して動けるし、相性もぴったり。しかも、競技会ではファイナルまで残ることができて、このままもっとダンスを続けたいって心から思いました。

とはいえ、もう既に入社は目の前。社会人になれば仕事もあるし、そのときは「これ以上は続けられない」と、話し合いの末にペアを解消しました。実際、グランドハンドリングの仕事は積み荷の上げ下ろしのような力仕事も必要だし、夜勤もある。休日も土日とは限らない。趣味で踊る余裕さえなくて、ダンスは月に2~3回、たまに練習場に通うので精一杯でした。

でも、部活を離れて、初めて勝ち負けじゃないところでダンスをするようになって、改めて面白さを知ったというか。今まで以上に純粋にダンスを楽しんでいる自分がいたんです。もっともっとダンスにあてる時間がほしい。だけど、現実問題、職場を変えない限り今の仕事では両立なんてとても無理。そんなジレンマの中で、ずっと悩んでいました。

仕事を辞めるリスクより、やりたいことに蓋をして生きる方がリスキー

結局、私がグランドハンドリングの仕事を辞めることになったのは、卒業直前にペアを組んだ男の子から「もう一度、一緒にダンスやらない?」と声を掛けてもらったことが決定打でした。

社交ダンスというと優雅なイメージを持たれるかもしれませんが、体力も精神力も必要な真剣勝負のスポーツ。年齢を重ねると、体も思うように動かせなくなりますし、競技者として一線に立てる時間は限られている。だったら、ここでやるしかないなって。

マンパワーグループ M-Shine

新卒1年目で会社を辞めるリスクも、もちろん頭の中にありました。しかも、「夢の仕事」を手放すにはかなりの勇気が必要だった。でも、それ以上に、自分のやりたいことにずっと蓋をして生きていく人生の方が、よっぽどリスキーに思えたんです。

それから転職活動を始めて事務系の仕事を選んだのは、ダンスと両立ができるように生活スケジュールを安定させたかったから。土日休みは絶対。出来る限り残業もしない。そんな働き方を実現させるには、事務が一番いいかなって。でも、実務経験ゼロ、新卒1年目の私がいきなり倍率の高い事務職で採用してもらえるなんて、そう簡単ではないことも分かっていました。

正直に言うと、当時は「派遣」に対してもあまり良いイメージはありませんでした。自分の生活を優先できるメリットは分かるものの、「不安定なのでは?」という心配があったんです。

そんなときに知ったのが、『M-Shine』の「無期雇用派遣」という働き方。派遣元との雇用契約が有期である登録型の派遣に対し、「無期雇用派遣」だから期間の定めがありません。雇用が保障されているので、いきなり収入やキャリアが途絶える心配もない。いろいろな働き方がある中で、今の自分に一番マッチしているのが、この「無期雇用派遣」社員なんじゃないかと思いました。

中でも、マンパワーグループは母体が外資系ということもあって、外資系企業で働けるチャンスも多かった。自分の強みである英語や国際感覚を活かし、よりいっそう磨いていける点も、他にはない魅力でしたね。

好きなことに打ち込みながら働ける。この環境が今の私にとってはベスト

マンパワーグループ M-Shine

今は外資系コンサルで総務として働きながら、週2~3日のペースで社交ダンスの練習を続けています。仕事は8時30分~17時30分。残業もなく、定時できっちり上がれるので、練習のある日はそのまま練習場に向かい、長いときは22時までみっちり汗を流します。ハードといえば、ハードな生活ですね(笑)。家に帰ったらそのまま布団に直行することも多々あります。でも、大好きなダンスに関わり続けていられるので、これが全然苦じゃない。気持ちの面では今までで一番充実している気がします。

競技を再開して嬉しかったことと言えば、昨年11月に公式戦デビューを果たしたのですが、そのデビュー戦でいきなり優勝を飾ることができました。今の目標は、今年3月に開かれるスーパージャパンカップダンスでファイナルまで残ることです。

マンパワーグループ M-Shine

現在のパートナーと一緒に、賞状を掲げて記念撮影

私にとって、社交ダンスは「生きがい」。ありきたりな言葉ですけどね(笑)。社交ダンスがなければ、どんな風に毎日を過ごしているのか想像がつかない。一生続けられる趣味でもあるし、そういうものに出会えた自分はすごく幸せなんじゃないかと思います。

それに社交ダンスがあるからこそ、仕事もより頑張れるようになりました。総務って地味に見えるかもしれないけれど、いなくちゃ会社がまわらない。頼られる嬉しさも感じるし、他のいろんな部署の人と関わる面白さもある。そういう仕事の楽しさに気づけたのも、ダンスをやることで心に張り合いが持てているからじゃないかな。

あと、やっぱり気遣いが第一の仕事なので、それは社交ダンスをする上でも役に立っていますね。社交ダンスも相手とのコミュニケーションが大事。仕事で学んだ相手を思い図るコミュニケーションが、実は社交ダンスにも活きている。

自分にとって何が一番重要なのか、何が一番幸せな状態なのか、よく考えて転職を決断できて本当に良かった。不安や悩みだって人並みにはあるけれど、少なくとも今の私にとってはこの働き方、生き方が一番合っている。

この先もライフステージの変化でさまざまな価値観の変化があるかもしれないけれど、その時々でいい選択と決断をしていけばいいと思うんですよね。仕事も、好きなことも、両方楽しむ、自分らしい生き方を、私は選び続けていきたい。

>>「安定」も「生きがい」も両方手に入れる!
マンパワーグループ株式会社 M-Shine(エムシャイン)の求人はコチラでチェック

取材・文/横川良明 撮影/赤松洋太