介護・福祉の資格を活かした転職

介護・医療・福祉に関する資格の種類や取得方法から、勉強方や難易度まで分かりやすく解説。

福祉に関する資格

社会福祉士  介護福祉士  精神保健福祉士

精神保健福祉士

どんな資格?
精神病院や医療機関などで、精神障害の社会復帰のための相談に応じ、退院後についてのアドバイスや指導、日常生活への適応のための援助を行う専門職。精神保健福祉法に基づき創設された国家資格。
資格を取得するには?
資格を取得するには、年一回実施される国家試験に合格しなければならない。保健福祉系大学に進み、指定科目を履修し、受検資格を得て、現役で試験に合格するというのが最短の資格取得ルート。そのほかには、保健福祉系の短期大学を卒業後、相談援助業務の経験を1~2年積んで試験を受けたり、福祉系短期大学や一般大学を卒業後、指定された養成所で就学し、受検するというルートもある。 社会福祉士試験とは科目が一致する部分が多いため、申請によって共通科目の試験が免除されたり、ダブル受検が可能となっている。
学習内容

精神保健福祉に関わる幅広い知識が問われる試験で、専門的な学習が必要になる。
試験の合格基準は総得点の60%以上取得で、かつ全科目に得点があること。苦手な分野を作らず、平均的に得点を狙えるようにしましょう。



受検資格

大学等で「指定科目」を履修した方
精神保健福祉士「養成施設」を卒業した方

難易度 ★★
合格率 60%程度
取得期間の目安 4年以上
主な職場
精神障害者やその家族の相談に応じ、適切なアドバイスや指導を行い、環境を把握した上で、社会生活に適応するための援助を支援するのが仕事。相談内容は、受診や入院・退院に関することから就労の援助や福祉サービスの紹介など、多岐に渡る。
主な職場は、精神病院や精神病床を有する病院や診療所、保健所や精神保健福祉センター、精神障害者社会復帰施設などがある。