思いもよらぬ不意打ち攻撃!先輩女性が後輩に言われて傷ついた一言


仕事上のミスで上司に叱られたり、お客さまからのクレームで厳しい一言を頂戴してしまうのは、ヘコみはしてもそこは働く女子、何とかアタマを切り替えて立ち直ることもできます。が、人格を否定されたり、「え、そこ?」と戸惑うような思いもよらぬ指摘を受けて傷ついてしまう――。そんなことも時にはありますよね。しかもそれが普段から警戒心を抱いていない相手、後輩からの一言だったりすると、思わぬ不意打ち攻撃に大きなダメージを受けてしまうことも・・・。
今回は、働く女性123人に、「後輩に言われて傷ついた一言」について聞いてみました。
上のグラフをご覧下さい。「後輩に言われた一言で傷ついたことはありますか?」という質問に対し、「ある」と回答したのは約4割。半数とまではいかないものの、後輩の一言にショックを受けたことのある女性は意外と多いみたい。
では、先輩女性が傷ついてしまった一言とはどんな発言なのでしょうか? 具体的なセリフと、言われたときの思いを吐露していただきました。
「大学の同期はみんな大手で、私だけ中小企業に就職で、恥ずかしいです」
会社や同僚が自分の実力以下だと言いたげな態度だったので、教えている立場としては虚しかった。(33歳/営業事務)
「チッ(舌打ち)」
自分なら絶対しないし、初めてのことでびっくりした。(43歳/一般事務)
「そんなの当たり前ですよね」
仕事で何かを教えた時に。当たり前のことをわざわざ教えたのか・・・という虚しさと、そのことでバカにされたのかと思ったので傷ついた。(33歳/その他事務・企画関連職)
【そんな風に思われてたのね・・・】
「公開処刑された!」
メールで注意をしたら言われた一言。こっちは悪意を持って注意をしているわけじゃないのに。(28歳/営業事務)
「そんなグイグイ来られると引きます」
控え目にしているつもりだったから傷ついた。(33歳/インテリアコーディネーター)
「怖い・・・」
人見知りなだけで、自分では優しいと思っていたのに。(28歳/接客・販売)
「○○さんはわたしのことが嫌いなんですね!」
注意しないと仕事にならないので注意したところ言われた。それまで優しく注意していたからそんなとらえ方するようになってしまったのかもと思い、自分の怒り方が悪かったのかとショックだった。(29歳/受付)
「悩みとかなさそうで人生楽しそうでいいですね」
実際は悩みや不安でいっぱいいっぱいの中、無理して笑っている毎日だったのでこの一言は辛かった。(24歳/カスタマーサポート、オペレーター)
【意図が伝わってない】
「わ、鬼の形相!(笑)」
トラブル対応に必死なとき、のんきにいたずらされて、横目で見たら言われました。雰囲気で「今大変なのよ?」と伝えたかったのに、笑って馬鹿にされたことが悲しかった・・・(32歳/総務・人事)
「そんなのすぐできますよ」
後輩と自分で、急なタイムスケジュールで仕事をしなければならなかったとき、後輩のことを考えて時間を確保しようと上司に交渉していたら、本人が「そんなのすぐできますよ」とサラリと言い放った。まるで余計なことに労力を使ったようで疲れた。(36歳/広報、IR)
【そこには触れないで!】
「パジャマみたいですね」
お気に入りの服装をしていたときに言われてショックだった一言です。(39歳/一般事務)
「そのパーマ失敗ですよね~」
自分でも分かってるのに言わないで・・・泣。(29歳/その他技術関連職)
「『エグザイル』ですよ」
EXILEを「イグザイル」と読んで訂正された。思いがけず年を感じてしまった。(32歳/Webディレクター)
誰に言われても傷つくけど、後輩から言われたらなおさらショックなことってありますよね。
他人からしたら「そんなの気にしなくていいのに」と思われそうだけど、本人にとってはグサッと刺さる言葉も多いもの。仕事ではしっかりしている先輩社員も、普段は自分と同じ普通の女性。何気ない一言で傷つけてしまうことがあることを心に留めて、温かい人間関係を築いていきたいものですね。
【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2013年4月12日~4月18日
●有効回答者数:123名
取材・文/根本愛美(編集部)
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