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DEC/2018

「外部環境を意識したスキル開発が大切」グロービス講師が教える、“社会人の学び”に必要な4ステップ

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グロービスに学ぶ、5分で分かるビジネスTips!

日々の仕事に追われると、なかなかじっくり「学ぶ」時間は取れないもの。そこでビジネススクール・グロービスの動画学習サービス「グロービス学び放題」の講師たちに、5分で分かる“ビジネスtips”を教えてもらった!

ビジネススクールで有名なグロービスが展開する、ビジネススキルの動画学習サービス『グロービス学び放題』の講師たちから、働く日々のヒントになるようなtipsを教えてもらうこの連載。

第2回目は、前回に引き続きグロービス教員であり、『グロービス学び放題』のプロダクトリーダーを務める鳥潟幸志さんに「ビジネスパーソンの学び」の実践方法を聞いた。

>>第一回目『グロービスが教える「学び」の重要性』はこちら

鳥潟幸志さん
鳥潟幸志さん

学びの4つのステップ

鳥潟さんによると、学習のプロセスは4つ。1つ目は目的の設定、2つ目はインプット、3つ目はアウトプット、最後の4つ目は振り返りだ。

今回は、この学びの4つのステップに沿って、鳥潟さん自身の学び方を教えてもらった。

鳥潟幸志さん
学びの4つのステップ(『グロービス学び放題』より

1.目的の設定

1ステップ目は、「学ぶ目的の設定」。

「長期的なキャリア目標」と、「短期的な課題解決」という2つの視点を持つことが大切だ。理想の将来像から、今自分が必要なスキルを掘り下げ、どのような学習プランを立てるべきかを具体的に考えてみよう。

鳥潟さんは、プランを立てるための視点として、外部環境を意識したスキル開発の大切さを強調する。

「自分のキャリアを主体的につくるためには、学ぶ目的を設定するべきだと思います。外部環境の中から、自分のスキルを冷静に見つめ直してみましょう。例えば、営業をしている場合。世の中の流れがテクノロジーにシフトしていくことを考えると、やはり人の力だけに頼った営業には限界があると思います。そんなときに、学びによって営業以外のスキルを身に付ける。このように、世の中の流れを意識したスキル開発が必要ですね」

2.インプット

学習目的が決まったら、次はインプット。本や雑誌、動画などを活用する他、書籍の著者など、人から直接話を聞くのもよい。言語やビジュアルなど、自分の学びやすい環境を選択しよう。

鳥潟さんイチオシのインプット方法は「テーマを決めること」だという。

「私の場合、毎回何かしらのテーマを決めて勉強するようにしています。そのテーマの入門編的な内容を2、3冊読んだ後に、専門書を読むんです。専門書を読むのは時間が掛かりますが、その内容を覚えていると、応用ができるようになります。例えば、仕事上でテクノロジーの専門家とお話しする機会があったときに、専門用語を理解しておけば、話がぶれないんですよね。こちらからの企画提案もできる。仕事も効率的ですし、視野も広がりました」

また、忙しい人には隙間時間を活用して動画を見るのもオススメだという。鳥潟さんも通勤中はずっと動画を見て勉強しているそうだ。

しかし、自分で見るべき本や動画を見つけるのはなかなか難しい。そんなときに最適なのが、“インプットメンター”をつくることだ。

「自身の課題を理解してくれている、知識豊富な方をインプットメンターと決めて、定期的に本を紹介していただきましょう。私も、自分のインプットメンターに、いつも本をご紹介いただいています」

3.アウトプット

3ステップ目はアウトプットだ。 自分でメモや図式にまとめたり、学んだことを他の人に伝えたり。実際に仕事で実践することも、定着につながる。

鳥潟さんがアウトプットに活用しているのは、SNSだ。

「動画を見て学んだときに、自分なりに内容をまとめてSNSでシェアをするようにしています。返ってきた反応からまた学びが生まれるんですよね。場合によっては、SNSのシェアがきっかけで、つながりが薄かった人と会って話すこともあります。学びがコミュニケーションにつながる例ですね」

鳥潟幸志さん
鳥潟さんのSNS

さらに、本を読むときに有効なのが、読む目的と内容のメモにまとめること。

「メモが蓄積されてくると、仕事で知識が必要になったときに読み返すことができます。自分の言葉で書き残したメモは頭に残るんですよね。そうやって学んだことを、周囲に共有・問いかけをするのもよいですね。色々な意見が聞けますし、数回話すことで内容を自分の頭に定着させることができます」

4. 振り返り

最後に、振り返りをすることも忘れてはならない。例えば、仮説を立てて検証してみたり、問いを立てながら実践をしてみたり。しっかりと振り返りをして、学びを自分の中に定着させることが大切だ。

学んだ知識が仕事で必要になったときに振り返りをするのが、鳥潟さん流の振り返り方法だ。

「ビジネススクールの講師として授業を実施した際に、毎回振り返りをしています。反省点を書き留めて、次回実施することを決めるようにしているのです。ビジネス・フレームワークに当てはめて考えることもありますよ。同じクラスでも、日々進化するよう努めていますね」

イマドキ・ビジネスパーソンの学習シーンとは?

多忙な今のビジネスパーソンは、いつどこで学んでいるのだろうか? 『グロービス学び放題』チームリーダーでもある鳥潟さんが注目するのは「隙間時間の使い方」。

「皆さん、隙間時間をうまく利用されていますね。隙間時間といっても、移動時間だけではありません。ジムで走りながら勉強しているという方や、お風呂に入りながら勉強しているという方もいらっしゃいました(笑)。子育て世代の中には、朝5時に起きてお弁当をつくりながらiPadで勉強をされているという方もいましたね」

ビジネス・フレームワークを動画で学んだ後、自分の組織をフレームワークに当てはめて分析し、スライド化しているビジネスパーソンもいるそうだ。振り返りをするだけではなく、お客さまや社内のメンバーと話すときにも活用しているという。フレームワークを活用してコミュニケーションをすることで、クライアントにも信頼感を与えられているとのこと。

4つのステップに沿って、“学びのプロ”である鳥潟さんの学び方を見てきた。学びの重要性や方法をご理解いただけただろうか?

次回からは、日々の仕事で役立つ考え方や仕事の進め方を解説していく!

鳥潟幸志さん
グロービス経営大学院 教員 鳥潟幸志さん
グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了。 学位:MBA。
サイバーエージェントでインターネットマーケティングのコンサルタントとして活躍。その後、デジタル・PR会社のビルコム株式会社を共同創業。取締役COOとして経営全般に10年間携わる。 グロービスに参画後は小売・グローバルチームに所属し、コンサルタントとして国内外での研修設計支援を行う。現在は、社内のEdtech推進部門にて『グロービス学び放題』の事業リーダーを務めている

鳥潟さんの講義をもっと見てみたい方は、こちらまで▶︎▶︎▶︎グロービス学び放題

※この記事は姉妹媒体『20’s type』にも掲載されています。

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