アン ミカさんに恋愛相談「友人が続々と結婚していくので孤独。自分も彼氏をつくるべき?」

アン ミカのポジティブ相談室

悩んでいるのは、一生懸命生きてる証ーー。ポジティブ姉さんアン ミカが、働く女性のお悩みにズバリ回答していきます!

モデル・タレントとして活躍し、底抜けにポジティブかつ歯切れのいいコメントでバラエティー番組でも引っ張りだこのアン ミカさん。

アン ミカさん

過去に国際スパイとの交際歴や、浮気男に六甲山に捨てられたことなどを明かしており、異彩を放つ恋愛遍歴も度々注目されてきた。

そんなアン ミカさんが出演する最新映画『おとななじみ』が2023年5月12日に公開される。

『おとななじみ』は、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)さん演じる「超残念男子」のハルと、久間田琳加さん演じる「オカン系女子」加賀屋 楓、大人になったおさななじみ二人のもどかしくも“胸キュン”な恋愛模様を描いた作品だ。

20代に「失敗」なんてものはない

アン ミカさんが本作で演じたのは、ハルと楓がよく行くカフェの店長・蝶子。双方の恋の悩みを聞き、優しく背中を押す恋愛カウンセラー的存在だ。

「蝶子を演じながら、自分の20代を思い出しましたね。当時、私にはとても尊敬している人生の先輩がいて、その方から仕事のことや恋愛のことなど、助言をよくいただいていたんです。

その言葉は今の自分にも生きているし、この年齢になると、いただいた言葉の重さがますます分かるようになってきて。今度は自分が若者の人生を救うような言葉を与える番がきたんだと思って、心を込めて演じました」

蝶子が劇中で語る台詞の中には、アン ミカさんが尊敬する人生の先輩から実際に掛けてもらった言葉もあるという。

アン ミカさん

「恋愛に臆病になってしまったり、勇気が出なくて大事な一歩が踏み出せなかったり。自分を変えたいのに変えられずにいる人に、ぜひ観ていただきたい作品です」(アン ミカさん)

また、特に印象的だったのは、蝶子の言葉をきっかけに「自分の選択に責任を持つ覚悟」をハルが決めるシーンだという。

「蝶子が『自分の答えは、最後には自分で出すもの』だとハルに語り掛けるシーンがあるんですけど、20代の方であれば、きっと共感してくれる方も多いのではないでしょうか。

若い頃は、『親が言ったから』『友だちが言ったから』『上司が言ったから』というふうに、人のせいにして自分で選ぶことから逃げてしまうことがあると思うんですよ。

そっちの方が失敗しても人のせいにできるし、人に選んでもらう方が実は楽ですから」

しかし、アン ミカさんは「20代の人に『失敗』なんて本当はない」と続ける。

「仮にうまくいかないことがあっても、そこから学んで次の行動に生かせたら、それは『失敗』じゃなくて『経験』

楽しいこともつらいことも、たくさんの経験を積んで人としての器を大きくしたり、自分らしさをつくる糧にしていけば、一つも失敗なんてないんですよ」

「友だちが結婚していき孤独」
28歳独身女性の悩みにアン ミカさんが回答

また、Woman type読者から寄せられた恋愛相談にも応じてくれたアン ミカさん。

友だちが結婚していくことで孤独・不安を感じる独身女性の悩みに回答してくれた。

Aさん(28歳・営業職)

27歳を過ぎたころから仲の良かった友だちが続々と結婚していって、遊びに誘いづらくなってしまいました。

今は仕事が楽しいし、仕事を頑張りたい時期なので自分は結婚したいとは思わないのですが、このまま彼氏もいないままだと、もっとさみしくなっていくのかなと不安です。

アン ミカさん

まず、Aさんは心配りができるすてきな方なのではないかと感じました。

友だちが結婚していって、遊びに誘いづらい……そう感じるのは、相手の状況やペースを尊重しているからこそできる気遣いです。

そういう配慮ができる人って、常識的なパーソナルスペースを持っていて大人じゃないですか。

周囲が結婚していくことに焦るのは当たり前です。Aさんは28歳ということで、独身の人なら結婚に焦りを感じやすい年齢かと思います。

たとえ自分に結婚願望がなかったとしても、人が幸せそうにしているのを見れば、「幸せって何だろう」と考えたり、「あの人は幸せそうでいいな」と、うらやましく思ったりする気持ちが出てくるものです。

だから、自分だけが不安だなんて思わなくていい。みんな不安だし、戸惑うものですから。

あとね、もしも友だちを失ったようで寂しく感じているなら、思い切って「たまには遊びに誘うね?」と友だちに言ってみるのもいいと思いますよ。

実は、相手も友人関係が希薄になってしまうことを寂しく思っているかもしれないし、「誘ってもらってうれしい」と言ってくれるかもしれません。

今まで通りの頻度で遊べなくなったとしても、それで友人関係が壊れてしまうことはないのかなと思います。

そして、Aさんが「今は仕事が楽しいし、頑張りたい」と言っているのもすてきですよね。

自分の中の優先順位が、今はキャリアだとハッキリとしているので、周囲のペースに引っ張られず、自分の選択を大事にして日々を過ごしてもらいたいです。

ただ、それには、覚悟も必要です。Aさんは「彼氏でもつくらないともっとさみしくなるのかも」と言っていますが、人は周囲のペースについ引っ張られそうになるものです。

周囲の人の変化をきっかけに「私も恋愛したくなってきたな」と前向きな気持ちになるならいいのですが、そうではなく、望んでもいないのに無理やり彼氏をつくろうとするのは、気持ちに素直になった結果のご縁ではない分、良い結果になりにくいと思うのです。

また、周囲に引っ張られて焦って決断をしてしまうと、人生の大切な時間を無駄に使ってしまうことになります。

そうならないようにするためにも、自分が本当に望むことを選び取っていきましょう

「今は仕事」自分の心がそう思うならそれでいいし、周囲の変化をきっかけに「恋がしたくなった」ならそれでもいい。

「こうしなきゃいけないのかな」「こうすべきなのかな」じゃなくて、「こうしたい!」という気持ちに突き動かされているのであれば、素直にしたがってみるといいと思います!

作品情報

おとななじみ
映画『おとななじみ』 公開日:2023年5月12日(金)
主演:井上瑞稀、久間田 琳加、萩原利久、浅川梨奈、岡本夏美、菊池 亜希子、宍戸 美和公、横澤夏子、村上健志、アン ミカ、松金よね子
原作:『おとななじみ』中原アヤ(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:髙橋洋人
脚本:吉田 恵里香
配給:東映
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取材・文/栗原千明(編集部) 撮影/渡辺 美知子