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APR/2016

保活にマタハラ、誰にも頼れない!? ワーキングマザー100人が「私、活躍できないじゃん」と感じた瞬間

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仕事と育児の両立ってどんな感じ?
データで解説! 先輩ワーママの教え

結婚・出産を経験した先輩ワーキングマザーの実態・本音をデータで紹介していきます。将来の両立生活に備え、今のうちから先輩たちの声に耳を傾けてみましょう

国が本腰を入れて「女性活躍」を推進しようとしている昨今。とあるワーキングマザーが発信した“保活”をめぐるブログが話題となりました。現在の日本社会では、育児と仕事を両立するハードルが高いということを、まだ子どもがいない世代の女性たちも改めて感じたのではないでしょうか。

そこで今回は、ワーキングマザー100名に、例のブログ同様、仕事と子育ての両立生活の中で「私、活躍できないじゃん」と絶望した経験があるかどうか聞いてみました。

Q. 1
産休・育休からの復職の前後に、「私、活躍できないじゃん」と絶望するような状況を経験したことはありましたか?

質問1

“絶望”という強い言葉を使った質問であったにも関わらず、半数以上の人が「あった」と回答。やはり、両立生活を何の問題もなく送れる人は決して多くないのが現実のようです。

では、具体的にどんなときに“絶望”してしまったのでしょうか。

【誰も頼れない!】
・「子どもがインフルエンザになり、保育園は預かり拒否、頼りの親も遠方在住、仕事も人がいなくて休めないという状況になったとき」(まっきーなさん)
・「夫が長時間勤務でほとんど家におらず、3人の幼児を1人で日中面倒を見なければならなかった時期」(merumeruさん)

【もう体力の限界です】
・「子どもの夜泣きで夜にちゃんと眠れず、日中は眠くて仕事の効率は下がりミスの連続。フルタイムで働くなんでもう無理!と思った」(nico worksさん)
・「子どもがまだ1歳なのに、通勤で片道2時間かかるところに急に転勤が決まったとき」(mamimamaさん)

【結局、保育園に入れません】
・「待機児童が多くて保育園の空きが無く、預け先が決まらないので仕事もできず……負のスパイラルに陥ったとき」(mamimamaさん)
・「母子家庭で、尚且つ介護が必要な親が同居しているのに、保育園に入れなかったとき」(roeteさん)

【それ、マタハラですよね!?】
・「保育園が決まってから復職するはずの職場から、クビにされてしまった。急遽仕事を探し、採用してもらったけれど、転職早々子どもの病気で休みが続き、新しい職場でかなり嫌味を言われた。もう、正社員は無理なんじゃないか、アルバイトやパートにした方がいいんじゃないかと悩んだとき」(ふみみんさん)
・「子どもの送りで会社を遅刻してしまうことが続いて、『これだから女を雇うのはなあ……』的なことを男性上司に言われたとき」(なつさん)

【病の魔の手……】
・「こどもが病弱で仕事の繁忙期に急な病気を繰り返してしまい、通常の保育園にも行けず、病児保育も利用できなかったとき(病児保育は治りかけの状態にのみ対応だと言われ、今日具合が悪くなった子は預かれないと言われました)」(うかぽんさん)

【働く意味って……?】
・「保育園に預ける度に大泣きする我が子。毎日そんな姿を見ていると、こんなかわいそうな思いをさせてまで仕事に行くべきなのかとつらかった。でも、お金がないと子どもを育てられないし、毎日が葛藤だった」(satomiさん)
・「保育料に働いた分のお金がほぼ消えていると気付いたとき」(hinaさん)

保活に関する問題だけではなく、職場での扱いや体力面のことなど、さまざまな課題が浮かび上がってきました。

一方で、子育ては、子どもの成長とともに状況も変わっていくものです。一度感じた“絶望感”はその後もずっと続いているのでしょうか?

Q.2
その後、「私、活躍できないじゃん」という状況は変化しましたか?

質問2
幸い、「改善した」と回答した人が6割以上という結果に。時間とともに解決される課題も少なくないようです。

例えば、「子どもの夜泣きは年齢とともに少なくなった」、「子どもが成長するにつれ、病気にかかりにくくなった」などの声が挙がっていました。「どんなに大変でも、慣れてやりくりのコツが掴めてしまえば気持ちが楽になってくる」(nanaさん)という意見も。

また、絶望的な状況を好転させるため、女性たちは職場や家庭でさまざまな“見直し”を行っていました。

【職場編】
・「最初はフルタイムで復帰したが、やはり不都合が生じて上司に相談。同僚の協力を得て週の半分は時短させてもらえるようにし、気持ちよく働けるようワークスタイルを変えた」(lecielbleuさん)
・「深夜残業当たり前の会社で働いていたけれど、定時の時間内で働いてちゃんと成果を出したら評価してくれる会社に転職した」(hanaさん)
・「私が仕事をやらなきゃ!という気持ちでいたけれど、職場で私の代わりはいるが母親としての私の代わりはいないと次第に思えるようになっていった。そう開き直ったら、仕事は職場の同僚に任せられるようになったし、気持ちも楽になった」(ちえさん)
・「定時で帰れる部署に部署異動した」(にゃんままさん)

【家庭編】
・「夫と何度も話合い、家事と育児の分担を見直していった。だんだん夫が家事に積極的になってきて、両立生活の負担が減っていきました」(sakuraさん)
・「誰にも頼れないと思っていたけれど、思い切って家族に相談したら、主人の母が『困った時はいつでも頼りなさい』と言ってくれてだいぶ気持ちが楽になった」(みみさん)
・「医療機関でカウンセリングを受けるなどして、自分の心と体のことを見つめ直すようにしたら、客観的なアドバイスをもらえて状況が改善した」(まあこさん)
・「結局、自分の望んだタイミングではなかったけれど、保育園に入ることができた」(ryouさん)

状況が改善したワーキングマザーの意見を見てみると、困ったときこそ自分の理想の生き方・働き方を改めて考え直し、職場の上司・同僚や家族との相談を重ね、調整を行ったという人が多いようです。

また、将来の両立生活を不安に感じている女性たちも、いざという時は一人で抱え込まないことが大切!保活の問題のように「自分の力だけではどうにもならない」と感じてしまうことがあっても、周囲の人と悩みを共有することで解決できることも多いものです。

大変なことばかりが目につきがちな両立生活ですが、つらい時期ばかりではありません。先輩ワーキングマザーの意見からも分かる通り、自分の意識と行動次第で改善できることも多いはず。まだ子どもがいないという人も、今から自分の理想の生き方・働き方を見つめ直し、より幸せな人生を歩むためのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

【アンケート調査概要】
●調査方法:20代~40代の出産後に復職経験がある女性へのWebアンケート
●調査期間:2016年3月15日~3月23日
●回答者数:100名

 Woman&Crowd(ウーマンクラウド)

【協力サイト】
Woman&Crowd(ウーマンクラウド)

『Woman&Crowd』は、株式会社Woman&Crowdが運営する18歳以上の女性を対象としたクラウドソーシングサービスです。 仕事をしたいワーカー(会員)と、仕事を依頼したいクライアント(個人・法人)をマッチングし、 オンライン上で仕事の依頼、納品、決済が可能なプラットフォームとして、新しい女性の働き方を提供しています

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文/栗原千明(編集部)

くるみん

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