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JAN/2018

今話題の「ライブビューイング」って知ってる? 映画館で“お得”に演劇を楽しもう【連載:ふらり~女の夕べ】

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NO残業デーは劇場で“非日常”な体験を。
ふらり~女の夕べ

プレミアムフライデーに、NO残業デー。働き方改革が進み、プライベートタイムは増えたけど、一体その時間に何をする……? 会社を追われ、行き場をなくし街を彷徨うふらり~女たちへ、演劇コンシェルジュ横川良明がいま旬の演目をご紹介します。奥深き、演劇の世界に一歩足を踏み入れてみませんか?

横川良明
演劇ライター・演劇コンシェルジュ 横川良明
1983年生まれ。関西大学社会学部卒業。ダメ営業マンを経て、2011年、フリーライターに転身。取材対象は上場企業の会長からごく普通の会社員、小劇場の俳優にYouTuberまで多種多彩。年間観劇数はおよそ120本。『ゲキオシ!』編集長


演劇って敷居が高い、というのは昔からよく言われる話。確かにチケット代は高いし、人気の公演なら何カ月も前からチケットを押さえていないと、あっという間に売り切れに。「ちょっと興味がある……」くらいの感覚だと、なかなか気軽に足を運べないのもまた事実です。

ですが、そんな演劇をもう少しだけ手軽な感覚で楽しめる方法があるとしたら……? 

それが、今回ご紹介するライブビューイング。近隣の映画館で演劇を観るこのライブビューイング、実は今、観劇女子たちの間で大人気なのです。

Point1:本来のチケット価格の半額? リーズナブルに演劇を楽しむお得術

まず観劇ビギナーの方が最初にひるんでしまうのが、チケット料金。規模の大きな公演であれば7000円台から1万円以上と、なかなかお財布にキビしい金額です。もちろん作品にかけられる労力や情熱を思えば、決して高いというわけではないのですが、いろいろやりくりしなければいけない働く女子にとっては頭痛のタネ……。

しかし、ライブビューイングなら、公演によって金額はそれぞれですが、多くは3000円台が目安。もちろん映画と比べると少し高めではありますが、それでもちょっと行ってみようかなと思える範囲内の金額と言えるでしょう。観劇の前に立ちはだかる高~い壁が、これで腰の高さぐらいには下がったのでは?

Point2:遠征無用! 最寄の映画館で、極上の演劇体験を

さらに観劇ビギナーの行く手を塞ぐ巨大な壁が、アクセスの問題。話題の作品が上演されるのは、おおむね東京が中心。ツアー公演で各地を回るにしても都市部に限られています。お住まいの地域によっては劇場まで片道1時間以上というケースもそう珍しくはないでしょう。明日の仕事や体力面のことを考えると、ちょっと不安な気持ちが沸いてくるのも仕方ないことかもしれません。

一方、ライブビューイングは、これも公演によってケースバイケースですが、全国各地の映画館で実施。それでも遠いという人はもちろんいるかとは思いますが、ずっとアクセスは便利になるはず。少なくとも観劇のために新幹線や飛行機を予約して……というコストは節約できるので、メンタル的にもグッとハードルは下がります。

Point3:迫力満点! 大画面で楽しむ演劇ならではの感動と興奮

もちろん演劇の醍醐味は「生の迫力」です。が、それを承知で敢えて申し上げると、ライブビューイングだからこそ味わえる面白さもたっぷりあります。何と言っても、一番は俳優の表情をどアップで楽しめること! 広い劇場の場合、オペラグラスがなければ、なかなか細かい表情の機微まで読み取ることはできませんが、カメラがズームアップしてくれるライブビューイングなら、苦悶に歪んだ口元から哀切に満ちた眼差し、さらには光る汗まで、映画のように堪能できます。その感動と興奮は、また劇場とはひと味違った面白さが。

最近のライブビューイングは、映像・音響もハイクオリティーなので、迫力面での見劣りはなし。演劇ならではの特別感はそのままに、家でごろごろテレビを観ているだけじゃ味わえない非日常感を体験できます。

演劇はやっぱり劇場で体験してこそ、というのが本当の気持ちではありますが、最初の入り口はできるだけ気軽な方が良いのも確か。まずはお試し感覚でライブビューイングから演劇にふれてみるのもいいかもしれません。

例えば、直近では以下の公演が全国でライブビューイングを実施。どちらも人気のコミックが原作だけにストーリー性は文句なし。音と照明、さらに映像を交えた華やかな演出と、俳優たちの白熱のお芝居が楽しめます。軽い気持ちで覗いてみたら、映画館を出る頃には、あなたもすっかり演劇沼の住民になっているかも……?

<公演詳細>
舞台「クジラの子らは砂上に歌う」ライブ・ビューイング

クジラの子らは砂上に歌う
<日程>2018年2月4日(日)17:30開演
<会場>全国各地の映画館 ※開場時間は映画館によって異なります。

※大阪府では条例により16歳未満の方で保護者同伴でない場合、終映が19:00を過ぎるためご入場いただけません。予めご了承ください。
<チケット料金>3,800円(全席指定/税込) ※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。

詳細は下記ウェブサイトよりご確認下さい。
http://liveviewing.jp/kujisuna/

©梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/舞台「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会

<公演詳細>
『ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-』大千穐楽ライブ・ビューイング

ミュージカル「黒執事」
<日程>2018年2月12日(月・休)12:00開演
<会場>全国各地の映画館 ※開場時間は映画館によって異なります。
<チケット料金>3,600円(税込・全席指定)

※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。

詳細は下記ウェブサイトよりご確認下さい。
http://liveviewing.jp/namashitsuji2017/

©2017 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト

『ふらり~女の夕べ』の過去記事一覧はこちら

>> http://woman-type.jp/wt/feature/category/trend/furariijyoをクリック

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