Woman type編集長が推薦!仕事でモヤる心と頭をスカッとさせる“至極のフレーズ”が読める記事5選

「うだうだ考えてもしょうがないのに」と頭では分かっているけれど、家に帰れば仕事での反省や後悔が浮かんでは消える毎日…そんな心と頭をスカッとさせて前に進みたいと思っている人を後押しするような言葉を集めてみました!
今回、“スカッとする言葉”をピックアップしたのは、Woman type編集長の小林佳代子。
女性のための転職サイト『女の転職』。の編集長でもある小林は、約10年にわたって働く女性の動向や仕事ぶりをみてきた人物です。
時には識者から、時には調査データから、時には現場の声から集め、リアルな「働く女性の姿」を追ってきました。
そんな小林が「心と頭をスカッとさせて一歩前に進む勇気がもらえる」と激推しする記事を、至極の言葉とともに紹介していきます。
『悲観するより、笑顔でいる方が楽』

最初にご紹介するのは、39歳まで専業主婦だったにも関わらず、SHIBUYA109のショップ店員で社会人デビューし、51歳で『ドムドムハンバーガー』の社長に就いた藤﨑忍さんのインタビューで聞けた言葉です。
フィクションのようなキャリアを地で行く藤崎さんからこの言葉が聞けたのは、「30代だから」「女性だから」「既婚/未婚だから」といった壁を「自らつくる必要は全くない」と語ってくれた時でした。
~中略~
こうした経験を経て分かったのは、「笑顔でいる方が楽」ということ。泣いていても解決しないことは、自分の体験からよく分かりました。”
一歩を踏み出したいときに定期的に読み返す記事ナンバーワンです!
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『大丈夫。大丈夫。あなたは絶対に大丈夫よ!!』

次にご紹介するのは、ド派手な帽子がトレードマークのアパホテル社長・元谷芙美子さん。
アパホテルがまだ北陸の小さなホテル会社で「経営がいつも赤字スレスレ」だった時も、事業が軌道に乗っても耐震強度問題が生じ、突如300億円の借入金を銀行に返済しなくてはいけなくなった時を振り返っても「ピンチはチャンス」と考えた元谷さん。
挫けそうになったら口癖のように言う「絶対大丈夫」という言葉は元谷さんにとって勇気が出るおまじないにもなっているそうです。
それに、思い込むことは税金ゼロ。タダですよ。自分は運がいいんだって、信じ込んでみてください。”
元谷さんのとんでもないポジティブエネルギーが読む人を満たす記事。これを読んで元気にならない人を私は知りません。
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『女子力を磨くより、自分に投資をして稼ぐ力をつけなさい』

ジェンダー研究の第一人者として大きな影響力を持ち、発言するたびに逐一メディアで取り上げられるのが常となっている上野千鶴子さん。
そんな上野さんに約10年前にインタビューした記事がこちら。「稼げない女は、結婚相手としても選ばれなくなる可能性が高い」という発言は現代を予測していたかのようで驚きですが、若い女性たちに送る、これからの時代を生き抜くためのアドバイスは今でもズシンと心にきます。
成熟期の社会では、皆が髪を振り乱して働き、他人を蹴落としてまで成長していかなくてもいいんですから。賃金が上がらないといっても、外食せずに家で鍋をつついて、DVDを見て、ユニクロを着ていれば、十分に生きて行けるし、幸せでしょう?
東日本大震災の後、日常が何事もなく続くのが何よりの幸せだと多くの方々は痛感したはずです。”
厳しく見えて、読者の幸せへの強いメッセージが込められた記事。ずばっとシンプルな提言にはっとさせられます。
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『夢なんて笑われるくらいがちょうどいい』

SNSで拡散されたストリートスナップが21万いいね!を獲得し、2.7万リポストされるなど「イケオジすぎる」と話題となった“和製ジョニーデップ”こと森下直哉さん。
ワイルドな見た目とは裏腹に、日々モヤモヤを抱えながらも頑張って働く女性たちへ送る温かなメッセージに心が掴まれる記事です。
一番大切なのは自分がどうしたいのか。仕事が好きなら、引いてしまうような男性のことは気にせず、キャリアを積んで自分のレベルに合う人と付き合っていけばいい。”
デスクにミニなおやさんがいてこんな風に肯定し続けてくれたらなんでもできる気がする。
とにかくどの角度も素敵な写真も見所です。
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『声を上げることの否定は「しめしめと思う人」が喜ぶだけ』

最後にご紹介するのは、現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香さんの言葉です。
昭和初期の女性が受けた理不尽や差別がありありと描かれている『虎に翼』。そんな作品を描きながら吉田さんは「今も生きづらいことやしんどいことはたくさんあるけど、少なくとも主人公の寅ちゃんと同じ時代に生まれなくてよかったなとは思ってしまいました」と語ります。
厳然と差別が存在している現状に、女性はどう立ち向かっていけばいいのか。その答えには作品を通じて吉田さんが世に問いたかったことが示されています。
繰り返しますが、声を上げる余裕がない時はあるもの。だから、声を上げられなかった自分を責める必要はありません。
それでも、10年後、20年後に振り返ったとき、声を上げた自分の方が好きだと思えるなら、少しは勇気も湧いてくるんじゃないかな。”
しなやかに強い。その信念と気持ちに胸が熱くなります。前を向きたいとき、説明不要で読んでほしいです。
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文/玉城智子