正しい面接マナーって? 選考で評価を下げる4大NGと事前準備のコツを徹底解説
転職面接を成功させるためには、回答の準備や服装のチェックだけでなく、「当日のマナー」を押さえることが不可欠です。
社会人経験があるからこそ、「マナーくらい大丈夫」と油断してしまいがちですが、実は無意識の仕草や細かい立ち振る舞いで損をしているケースは少なくありません。どれほど優れた実績があっても、マナーに問題があると「一緒に働きづらいかも」と思われてしまいます。
この記事では、忙しい働く女性に向けて、対面(訪問)面接はもちろん、すっかり定着したWeb面接(オンライン面接)のマナー、万が一のトラブル対処法、面接後のお礼メールの書き方まで、流れに沿って詳しく解説します!
面接マナーは社会人の「最低限の装備」!評価を下げる4大NG
新卒採用とは異なり、中途採用では「基本的なビジネスマナーが身についていること」が前提となります。まずは、絶対に避けたい面接当日の4大NG行為をおさらいしておきましょう。
NG1.遅刻・無断キャンセル(ドタキャン)
時間は厳守です。万が一、交通機関の遅延や急な体調不良で遅れる・行けないと分かった時点ですぐに電話連絡を入れましょう。連絡なしのキャンセルは社会人として最も避けたい行為です。
NG2.持ち物の忘れ物
指定された履歴書や職務経歴書、ポートフォリオ、筆記用具などは前日までにバッグへ入れて準備しておきましょう。
NG3.スマートフォンの音・バイブレーション
会場に入る前(Web面接の場合は部屋に入る前)に、通知音・バイブレーションを切るか「電源OFF」「機内モード」に設定します。バイブの振動音も静かな部屋では思っている以上に響きます。
NG4.待ち時間でのスマホ操作・姿勢の悪さ
控室や受付で待っている間も選考の一部です。スマホを見たり、背もたれにもたれかかったりせず、姿勢を正して静かに待ちましょう。
【対面面接】当日の流れと正しいマナー(訪問〜退室)
対面での面接は、オフィスに一歩足を踏み入れた瞬間からチェックが始まっています。
1. 訪問時:最寄り駅には30分前、受付は「5〜10分前」が鉄則
最寄り駅・会場付近には30分前に到着する
初めて行く場所は迷う可能性やエレベーター混雑も考慮し、早めに近くのカフェ等に到着しておきましょう。トイレで身だしなみを整え、深呼吸して心を落ち着かせる時間を作ると安心です。
受付は「開始5〜10分前」に行う
早すぎる訪問(15分以上前)は、面接官の準備や会議室の確保を邪魔してしまうため NG です。オフィスビルの入館手続きに時間がかかる場合は、10分前には受付付近に到着しておきましょう。
2. 入室時:ノックは「3回」!笑顔と丁寧な挨拶でスタート
ドアのノックは「ゆっくり3回」
「コン、コン、コン」と3回ノックし、「お入りください」と声が聞こえてから「失礼いたします」と言ってドアを開けます。
お辞儀をしてから着席する
ドアを閉めたら面接官に向かって一礼。椅子の横に立ち「〇〇 〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします」と名乗り、面接官から「おかけください」と促されてから着席します。
3. 面接中:語尾を伸ばさず、相手の目を見て明るく話す
姿勢と視線
背筋を伸ばし、手を膝の上(または軽く重ねる)に置きます。基本的には面接官の目(または鼻のあたり)を見て話しましょう。
話し方のコツ
緊張すると早口になりがちなので、普段よりややゆっくり、ハキハキと話します。「〜でぇ」「えっと」といった語尾の伸ばしや口癖には注意が必要です。
4. 退室時:感謝を伝え、最後まで気を抜かない
丁寧なお礼と一礼
面接が終わったら着席したまま「本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました」とお礼を述べ、一礼します。
ドアの前で再度お辞儀
立ち上がって荷物を持ち、ドアの手前で面接官に向かって振り向き、「失礼いたします」と頭を下げて退出します。エレベーター前まで見送られた場合は、ドアが完全に閉まるまで深くお辞儀を続けましょう。
【Web面接】オンライン面接ならではのマナーと注意点
現在では一次面接などをWeb(ZoomやTeamsなど)で行う企業が増えています。「自宅だから」と油断せず、対面と同等の緊張感で臨みましょう。
1. 事前準備:通信環境・背景・画角のチェック
通信環境とバッテリー
Wi-Fiが安定しているか、PCの充電が十分か確認します。イヤホンマイクを使用すると声がクリアに届きやすくなります。
背景と明るさ
部屋の散らかりが映らないよう、壁を背にするかシンプルなバーチャル背景(落ち着いた無地など)を設定します。逆光を避け、顔が明るく映る位置に照明を調整しましょう。
2. 当日:5分前接続と「カメラ目線」の意識
5分前にアクセスして待機
開始5分前には指定のURLに接続し、マイクやカメラの動作確認を済ませて待機します。
目線は「画面」ではなく「カメラ」へ
面接中は相手の顔(画面)ばかり見てしまいがちですが、カメラを見ることで相手と目が合っている印象を与えられます。話すときは意識してカメラに目線を向けましょう。
リアクションは大きめに
画面越しでは感情が伝わりにくいため、対面よりも少し大きめのうなずきや明るい表情を意識することが大切です。
面接後の「お礼メール」は送るべき?好印象を与えるポイント
面接終了後、お礼メールを送るべきか迷う方も多いのではないでしょうか。結論として、必須ではありませんが送ることで好印象に繋がるケースもあります。
しかし、お礼メールであなたの印象を強めたいのであれば、定型文のままでは意味がありません。丁寧に、あなたの言葉でお礼を伝えましょう。
面接中に話題に上がったことや、印象に残った言葉などを入れ込めるとベターです。文章で残しておくと、「そういえばそんな話をしたな」と記憶の後押しになります。
送る場合のメリットと注意点
送るタイミング:面接当日の営業時間内(夜間の場合は翌朝)に送るのが理想です。
定型文に頼らない:テンプレ通りの文章ではなく、「面接の中で印象に残った言葉」や「より入社意欲が高まった点」などを自分の言葉で1〜2行加えると、記憶に残りやすくなります。
【お礼メール例文】
採用担当 □□様
本日〇時より面接のお時間をいただきました、●● ●●です。
お忙しいところ、貴重なお時間を頂戴し誠にありがとうございました。
面接の中で□□様から伺った【〇〇の事業展開/求めている人物像など】のお話を通して、
貴社で貢献したいという気持ちがより一層強くなりました。
※面接中に話題に上がったことや、印象に残った言葉などを入れましょう※
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたくご連絡いたしました。
面接結果のご連絡を心よりお待ちしております。
マナーを押さえて自分らしい魅力をアピールしよう!
面接マナーは、企業への「敬意」と「配慮」を示すための大切な基本姿勢です。
マナーという土台がしっかりしているからこそ、あなたのスキルや人柄、意欲が面接官に正しく伝わります。
対面面接でもWeb面接でも、直前になって慌てないよう準備を整え、自信を持って自分らしさをアピールしてきてくださいね!


