02
NOV/2016

他人に厳しく自分に甘い上司をどうにかしたい! 嫌いな上司に不満をぶつけたい時のビジネスマナー

タグ:

美月あきこ
マナーのプロが華麗に回答
もう迷わない!働くオンナのビジネスマナー

挨拶、言葉遣い、身だしなみ、所作――。もう新人ではないという人の中にも、「あれ!? こんな時どうすればいいんだっけ」とビジネスマナーで急に困った経験があるという人は多いのでは? そこで、マナーのプロ・美月あきこさんが皆さんの悩みにキッパリ華麗に回答していきます。

人財育成トレーナー、ビジネスマナー講師
美月あきこ
大学卒業後、日系および外資系航空会社にて国際線客室乗務員として17年間勤務。その後、人財育成トレーナーとして、接遇サービス、対人コミュニケーションについての講演・研修を企業や団体にて行う。客室乗務員時代に身につけたファーストクラス仕様のサービスを元にした、ユニー クな研修手法が好評を博す。すぐに効果の上がる「売れる営業マン・販売員」研修は全国からオファーが絶えず、年間180回以上の研修と講演を行う。著書に、ベストセラーとなった『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(祥伝社)。シリーズ最新刊は、『15秒で口説く エレベーターピッチの達人』(祥伝社)
■FB:https://www.facebook.com/Akiko.Mizuki ■ブログ:http://ameblo.jp/lucille/
嫌いな上司に不満を伝える

今回の質問

現在の上司のマネジメントの方法にすごく違和感を感じています。私の上司は他人にはとても厳しいのですが、自分には甘く、全然仕事をしないタイプの上司なんです。仕事は後輩に丸投げで、でも手柄だけはとっていったりします。ただ、直属の上司のことだけに、不満をどこにもぶつけられずにいます。同僚と愚痴を言っていても仕方ないので、どうにかしたいのですが、そういう時はどうすればいいのでしょうか。(28歳/人事・総務)

プロの回答

実害を受けているなら、その上司が職場にとって問題であることが分かる客観的な証拠(被害の内容や迷惑をこうむっている人の数など)をまとめ、上司の上役に報告、相談してみてはいかがでしょうか。感情に任せて、問題の上司本人にあなたの不満をぶつけるのはオススメできません。逆に怒りを買ってしまい、あなたの立場が悪くなってしまいます。

上司に対する不満を会社で問題にする時は、細心の注意が必要です。まずは自分が冷静になって、怒りの内容をしっかりと整理する時間が必要です。自分が問題だと思うことをノートにまとめてみるのも一つの手。ノートに書きながら怒りが込み上げて来るかもしれませんが、要点が見えてくると思います。

もしも直属の上司本人に掛け合う見込みがあるようなら、本人に“相談”という形であなたの気持ちを伝えるのもなしではありません。

「●●についてご相談があります。お時間をいただけないでしょうか」と少しだけ相談内容を予測させるような言い方で時間を取ってもらえるようお願いしてみましょう。クレームのように何かよくないことを伝える時には、この「事前の予告」を使いながら小出しに内容を伝えていくと、お互い感情的にならず、冷静に話し合うためのコツです。

また、本題に入る前に前置きの言葉をちゃんと付けることも大切です。例えば、下記のような感じです。

「本来ならば自分で消化しなくてはならない問題なのですが、(上司の)●●さんなら私のこの悩みにも的確に回答いただけるだろうと思い、勇気をもってご相談した次第です」

これを言われて怒る上司はまずいないでしょう。部下に慕われているオレ(私)心をくすぐります。

そこからは、客観的な事実に基づき、上司のどのような態度や、仕事の仕方が問題なのかを伝えましょう。「生理的に受け付けない」、「無性にムカつく」などといった表現は、逆にあなたが人間として非難されてしまうので絶対に口にしないこと。さらに、自分自身の立場を悪くしないためにも、上司に対する不満を職場の噂話にして広めるのは賢明ではありません。職場の雰囲気が悪くなるばかりか、問題の上司本人に察知されれば余計な悪循環を生んでしまいます。

余談ではありますが、私もこれまで「個人的に干渉してくる上司」や、「突然火が付いたように怒り出す女性上司」、「言うことがコロコロ変わって振り回される上司」など、こんな上司には困ったなあということを思い返すと、枚挙にいとまがありません(笑)。

個人的な干渉は、最初はびっくりしましたが、自分自身でかわす術を身につけてしまえば何てことはなくなりました。突然怒り狂う女性上司も、体調変化による気分の起伏であると理解したり、上司自身も暴言を吐いてしまったあとは凹だりするものなのだろう考えれば受け流せました。すると、逆に頼られる存在になったことも。

指示がころころ変わってしまう上司がいると仕事の効率が悪くなるので非常にやっかいですが、なるべくやりとりをメールなり、文書なりに残す形で証拠を残しておき、後々のいざこざを回避するようにしていました。

対上司に限らず、職場の人間関係は多くの働く女性がストレスを感じる問題の1つ。

なるべく人間関係で悩まないで職場環境で働きたいと思うなら、まずは自分自身から、気持ちよく一緒に働ける人でいることも心掛けておきたいですね!

取材・文/栗原 千明(編集部)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Woman typeの最新情報をお届けします

あなたにオススメの記事

●●な時に女性がお酌するのはNG! 上司と飲みに行く前に知っ...
働く女性たちのビジネスマナーに関するお悩みに、マナー講師・美月あきこさんがきっぱりお答えしていきます。今回は、お酌のマナ...

ボールペン書きの年賀状を上司に送ってない? 意外と知らない年...
目上の方に宛てた年賀状の書き方には、意外と知られていない落とし穴があるかも!?マナー講師の美月あきこさんに、働く女性がや...

「ご報告があります」はNG!? 嫌いな上司に退職の意思を伝え...
働く女性たちのビジネスマナーに関するお悩みに、マナー講師・美月あきこさんがきっぱりお答えしていきます。今回は、退職の報告...

「そのプリン○カロリーだよ」 思わずイラッとした職場の人の“...
職場の同僚や上司の何気ない一言に思わず「ほっといてくれ!」とつっこみたくなることってありませんか? 上司や同僚の言動・行...

あなたにオススメの企業

オススメ求人特集

育児と両立可能な会社

憧れの上司と働く!女性管理職がいる会社

インセンティブ充実!プチリッチな生活を手に入れる

プライベートも充実!年間休日120日以上の求人

未経験でも安心!ノルマが厳しくない営業求人