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AUG/2017
「育児や家事は女性任せ」なんて論外! NY男子は主夫業を楽しむ 【連載:ミサコ・ロックス「NY女のここがすごい!」働く女性、最先端】

全米唯一の日本人漫画家、NY在住のミサコ・ロックスがNYの働く女性のシゴト&生活事情を描きます。スピーディーに変わっていくNYの街でタフにサバイブしていくNY女の生き方や考え方は、私たちにしなやかに働き続ける知恵と、勇気を与えてくれます
ミサコ・ロックス
@misakorocks:Instagram, twitter, facebook
www.misakorocks.com
Woman type読者の皆さん、こんにちは!
NY在住のマンガ家ミサコロックスです。
連載11回目となる今回は、NYの共働き家庭にフォーカスをあててご紹介します。
今回も、ワンフレーズ英会話に注目!

最近、専業主夫として活躍するパパたちが増えているNY(映画『マイ・インターン』でも、アン・ハサウィ演じる女社長ジュールスを支える夫マットが専業主夫でしたよね)。性別は関係なく、「できる人ができるときに、できることをする」。共働き家庭が一般的なNYでは、そういった考え方が根付いているように感じます。
専業主夫になる選択までしなくとも、よっぽど激務な場合をのぞけば、基本的にNYの男性たちは育児に積極的。共働き家庭で女性にだけ育児を押し付けるということは少ないと思います。もともと男女平等の意識が強いニューヨーカーらしいとも言えますね。
ただ、やっぱり夫婦のどちらかに負担が偏ってしまう時はあるもの……。そうならないように、夫婦の役割分担を事前にしっかり決めて、日直のようにタスクをこなしているママとパパも多いです(それぞれのTO DOを冷蔵庫に貼っている人もよく見ますよ)。お互いに「察してほしい」と思うのではなく、意思を明確に示すことがママ、パパともに磨り減らないコツですね!
・Dad,pick me up at a gym at 6pm?(パパ、今日の6時に体育館に迎えにきてくれる?)
・See you tonight babe.(また今夜ね)
・Have a good day.(良い1日を)
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