コワーキングスペースの思わぬ罠? 英語でアドバイスを求められしどろもどろ/週末北欧部chikaのフィンランドおしごと日記
北欧好きをこじらせたchikaさん。会社員生活を経て、ついに憧れのフィンランドで寿司職人としてのキャリアをスタート! ワークライフバランスや男女平等の先進国ともいわれるフィンランドでの、リアルなおしごと事情を紹介します
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【前回のお話はこちら】
初体験のコワーキングスペース、“架空の同僚”効果で効率アップ?/週末北欧部chikaのフィンランドおしごと日記
学生さんたちへのリベンジを狙うも……?
見知らぬ人にアイデアを説明してフィードバックをもらうだけでも緊張するのに、それが外国人と思われる人となると余計ハードルが上がりそうです。
フィンランド人は日本人と同じくシャイな人が多いと言っていましたが、英語が通じるぶん、そこの感覚は異なるのでしょうね。
そうですね。ただ、コワーキングスペースで誰かに話し掛けられること自体は稀なので、完全に油断していました……。
「恥〜〜〜」なchikaさんが微笑ましいです(笑)
学生たちのピュアな眼差しに応えたいと必死でしたが、自分のしどろもどろな回答に「ごめん……!」という気持ちで……。
考えてみれば日本語でも急にビジネスプランにアドバイスをするなんて難しいのに、私はなぜ英語でできると思ったのか……。
その後もビジネスプランについて考えるchikaさんの姿から「期待に応えたかった」という気持ちがにじみ出ていますね。
学生さんたちにまた会ったら「追加で考えたんだけど」と話し掛けようとあれこれ考えを巡らせましたが、その日はすでに帰宅したようで機会はありませんでした。
結局、挽回できずでしたね……(笑)
こうやって偶然の出会いから生まれる何かもあるのでしょうね。
私はまだ参加できていないですが、このコワーキングスペースでは朝ヨガや勤務終了後に行われるイベントもあり、利用者同士の交流の場も用意されているようです。
今回の学生さんたちのように、いろいろな人が集まる場ならではの相乗効果があるのだろうと思うと、今後が楽しみですね。
chikaさん最新書籍
世界ともだち部(講談社)
chikaさんに喜びとひらめきを与えてくれる「世界各国にいるともだち」とのエピソードをつづる、前向きフレンドシップエッセイ!
『世界ともだち部』には、例えばこんなともだちが登場します!
・「兄」「妹」と呼び合うフィンランド人のともだち・ハリネズミさん
・「こんな人になりたい!」と思い続けている心のヒーロー、ノルウェーの歌手5人組
・はじまりは一目惚れ!わたしの“はんぶん”だと感じる韓国人のともだち・キツネさん
・大学時代の寮で、眠れない夜に発足した「インソムニア部」
etc…
編集/天野夏海
『フィンランドおしごと日記』の過去記事一覧はこちら
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