SNS上のステキ休日の影にある、働く女性の「人には言えない休日」

旅行やデート、おしゃれなカフェでのランチ――。ステキな休日を過ごす女性たちの姿を、FacebookやTwitterなどのSNSで目にすることは多いですが、いつもそんな休日を送っているものなのでしょうか?
いや、そうではない日だってきっとあるはず! ということで、今回は「人には言えない休日」について、働く女性354人に聞いてみました。

「『人には言えないな…』と思う休日を過ごしたことはありますか?」という質問に対し、6割の人が「ある」と回答。どのような過ごし方なのか具体的に聞いてみたところ、編集部の想像をはるかに超える「言えない」休日の数々が…!
【ズボラ生活の極み】
「一歩も動かなかった」(30歳/営業事務)
「ずっとふとんの中でごろごろ。ごはんもふとんの中で」(25歳/接客・販売)
「こたつの周囲に雑誌、炭酸、お菓子など全てを置いて、テレビをつけながらごろごろする」(28歳/一般事務)
「5日間くらい風呂にも入らず、疲れがたまっていたので寝ていた」(30歳/一般事務)
【女スイッチもオフ!】
「ガスがたまり過ぎてたので散歩しながら放屁を繰り返した」(28歳/クリエイティブ関連職)
「お風呂にも入らず一日中パジャマで過ごし、スーパーに行かなければならないときはその上に服を着て帽子をかぶって誤魔化しながら出掛ける(ノーブラ)」(24歳/経理・財務)
「スーパー銭湯で丸一日サウナ、マッサージ他、うだうだ過ごす。ほとんどおっさん化してます」(26歳/一般事務)
「夕方まで寝て、起きたら顔も歯も洗わずパジャマにジャンパーを羽織り、マスクで顔を隠してコンビニへ行く」(24歳/接客・販売)
【着衣すら放棄】
「服を着るのも面倒くさく、下着のままコンビニ弁当を食べつつゲームをやった休日」(23歳/営業)
「終日家で、ずっと全裸でごろごろしている。まさに、裸族!」(29歳/一般事務)
「朝から長風呂し、その後全裸で過ごす」(34歳/接客サービス関連職)
「下着にカーディガンを羽織った格好で読書をする日があります」(25歳/ネットワーク設計・構築・保守)
【とにかく食らう!】
「我に返ってみたら、朝目覚めてから夜中まで常に何かを食べていた」(24歳/カスタマーサポート、オペレーター)
「ポテトチップス、アイス、肉まん、コーラ、カップラーメンなどコンビニで買ってきて、栄養バランスなんて考えない食事で、好きなもの、楽なものしか食べない。平日だと『私はヘルシーなものしか食べないの』とか美容に興味あるように言っているけど、休日の女子力はゼロ」(31歳/一般事務)
「ストレスのせいかコンビニをはしごしてひたすら菓子パンを食べていた」(33歳/接客・販売)
【欲望のままに酒をあおる】 「一日中、お酒→寝落ち→眼が覚めたらお酒→寝落ち、を繰り返していました」(30歳/商品企画)
「前日の夜に買っておいたワインとつまみを昼から飲み食いする。もちろん上下スウェットで」(23歳/一般事務)
「一日中ふとんの中で、ごはんも食べずに夜ごはん代わりにビールを飲んだ」(32歳/接客サービス関連職)
【オタク趣味に没頭】
「朝早くからオタクなイベントに行ってコスプレしていること。オタクなのを隠しているので職場の人には絶対言えません!」(25歳/接客・販売)
「私は漫画好き。読むだけではなく、恥ずかしい少女漫画を描いて気付けば1日が終わっている」(31歳/保育士)
「一日中家でぐうたら乙女ゲームをして過ごした時は、達成感と悲しみが同時にきました(汗)」(30歳/一般事務)
「2ちゃんづくし」(34歳/営業事務)
【外には出るけど…】
「一人カラオケで数時間アニメソングを熱唱」(24歳/編集者・記者・ライター)
「モーニング、カラオケ、ランチ、銭湯、ディナーの、女お一人様コース!」(29歳/一般事務)
「朝一から閉店までパチンコ屋で過ごし大負けした休日」(30歳/未就業)
「1人でトイザらスに行って知らない子どもと1日過ごす」(29歳/デザイナー)
【ガチで言えない】
「本来の仕事の他に風俗関係のお仕事をして生計を立てている」(23歳/一般事務)
「アダルトな動画を見る」(30歳/一般事務)
「やっぱり言えません」(27歳/営業事務)
着替えない、外出しない、ごろごろする、といった過ごし方は序の口。耳にする機会が少ないのも納得の、実に様々な「人には言えない休日」があるようです。
他にも、「平日はいつもバッチリメイクをして、姿勢も良いと褒められるが、休日は常にパジャマでだらだら過ごしている…」(35歳/一般事務)といった、平日とのギャップゆえに「人には言えない」と考える人も。
また、「ごろごろする」と近いですが、より多かったのが「寝て過ごす」という方。注目すべきはその睡眠時間でした。
「15時間寝た」(34歳/未就業)
「20時間寝た」(37歳/広報、IR)
「24時間ぶっ通しで眠っていた」(30歳/一般事務)
「奇跡の30時間睡眠」(28歳/コールセンター、スーパーバイザー)
「2連休中一度も起きなくて気づいたら休みが終わっていた」(31歳/コールセンター、スーパーバイザー)
冬眠レベルの見事な眠りっぷり!(笑)。きっとよほどお疲れだったのでしょう…。平日の睡眠不足を土日で補っている人は多いようです。
最後に、そんな休日の過ごし方についてどう思っているのか、聞いてみました。

「満足している」、「どうにかしたい」で、見事に意見が分かれる結果に!
休日の過ごし方エピソードと併せて見てみると、「どうにかしたい」派は、だらだらするだけの休日を過ごした人が多く、「満足している」派は、おおっぴらにはできないものの、自分の好きなことをしている、という人が多いよう。
休日は仕事を離れてリフレッシュするのが一番! 人に言えようと言えなかろうと、自分にとっての良い休日を過ごせれば最高ですね。
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【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~40代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2014年1月16日~31日
●有効回答者数:354名
取材・文/天野夏海(編集部)
※この記事は、2014年2月21日に公開し、2024年6月28日に内容を更新しています
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