私にはこれと言ってアピールポイントも強みもありません。転職できますか?

転職準備・検討

「強み」は、専門的なスキルや華やかな業務経験だけを指すのではありません。

あなたにも「強み」は必ずあります。

企業があなたの強みを知りたいのは、「自社でどのように活躍してくれるのか」を見極めるため。ですから、専門的なテクニカルスキルや派手な実績を伴う業務経験だけがアピールになるのではなく、職種によらない分析力や発想力、決断力、リーダーシップといったポータブルスキル、あるいは日々の業務に取り組む姿勢や努力、工夫した点などを数値化して示すことも、十分に強みになります。たとえば、日々の伝票処理なら処理量(枚数)、処理時間、金額規模を示すなど。

そんな風に、強みを売上や〇〇率などの数字の根拠で示せるならベストですが、そうした仕事ばかりではありませんね。その場合、喜ばれたことや褒められたことから振り返り、部署での役割や貢献といった視点で探してみてはどうでしょうか。たとえば「Wordの文章だけの提案資料を、パワーポイントでテーマ別の写真付事例紹介にまとめ直して提案したところ、大変喜ばれました。今では部署で最も活用されているツールです」といったように、主体性を発揮したことや努力していることなどもアピールになります。

そう考えれば、ご自身が認識していないだけで、必ずこれまでの業務経験のなかで「強み」はあるはずです。そんな自分では気付かない強みを発見できるというメリットがあるのが、キャリアアドバイザーによるカウンセリングです。ぜひ受けて頂くことをおすすめします。

回答・監修

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type女性の転職エージェント

鈴木 達郎

旅行代理店で法人営業を経験後、「type転職エージェント」キャリアアドバイザーに転身。自身の転職時の苦労や成功体験を元に転職者に寄り添い、大変さを分かち合う情熱的なスタイルで、多くの転職者の成功を実現している。

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