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JUL/2016

留学をきっかけにオランダに移住! “敷かれたレール”を思い切って外れてみたら、想像以上にワクワクする毎日が待っていた【特集:移住女子 File.02】

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移住女子に聞く「シゴト人生」の愉しみ方

満員電車に揺られて何とか会社に辿り着く――。遅くまで働いて、帰ってきても何もする気力が湧かないままベッドに倒れ込む……。そんな、家と会社を行き返りするだけの代わり映えしない毎日――。東京暮らしは刺激もあって楽しいけれど、ずっとこのままでいいのかな、と不安を感じている女性も多いのでは? そんな中、「移住をして働く」という選択をする女性たちが今、注目されています。実際に、東京を飛び出し、地方や海外移住をした女性たちに、移住ノウハウや移住後の働き方、人生観の変化について聞いてみました!

File.02 移住パターン【東京→オランダのアムステルダム】
学生時代の留学でアムステルダムの魅力を知った

オランダ
【profile】 大嶋貴代美さん (写真左)
1988年生まれ。上智大学卒業後、アムステルダム大学大学院に進学。修士課程を終えた後、現地で日本テレビのヨーロッパ支社で現地採用され、オランダ国営放送(テレビ局)ドキュメンタリー映画の国際ライセンスに携わる業務を担当

アムステルダムに移住する前は、東京で上智大学の国際教養学部に通っていました。

学部3年生の時に一度留学を経験したことがきっかけとなり、大学卒業後は再度アムステルダムに戻って大学院に進学。

現地では、移民学の研究に取り組んでいました。

大学院在学当時は、修士課程修了後のキャリアのことはちゃんと決めておらず、将来のことを考えて少し不安になることも……。

でも、2度の長期留学を通じてアムステルダムでの暮らしが自分に合っていることは気付いていたし、知人経由で就職先を紹介してもらったこともあって、オランダに残る決断をしました。

【移住までの流れ】
現地の不動産サイトを活用して家探し! ルームシェアで運河沿いの家に暮らす

留学をしていたこともあり、就職する頃には既に現地の土地勘はありましたし、知り合いも多い環境でした。

初めは日本テレビのヨーロッパ支社で働き、その後、オランダ国営放送(テレビ局)であるNPOに転職。今ではオランダのドキュメンタリー映画の国際ライセンスに携わる仕事をしています。

オランダ
職場の様子。デスクワークがメインです

ちなみに、アムステルダムの職場に入って驚いたのは、縦社会が存在しないこと。会議中も年次に関わらず、お互いに率直な意見をぶつけ合います。また、良い条件や仕事の環境を求めて常にアンテナを張り、転職の機会を伺っている人が多く、そもそも長く一つの会社で働こうという気持ちがない人が多いことにも驚きました。

現地での住まいは、不動産サイトを使って自分で見つけました。運河沿いの見晴らしの良い家に友人と2人でルームシェアをして住んでいます。

オランダ
オランダはチューリップの国。部屋にも飾ります

【「移住」欠かせない3つのこと】

【1】 語学力
海外に来てから勉強したいという方もいるかもしれませんが、やはり基本的なコミュニケーションくらいはできないと、困るシチュエーションが多いと思います。家や仕事を探すにしても、語学力が無ければ非常に困難だと思います。

【2】 現地の友人
国内で見知らぬ土地へ移住するのも大変だと思いますが、海外となればより一層、周囲の人の助けが必要になります。私も最初の仕事は知人経由で紹介してもらいましたし、人のつながりがなければ今のような暮らしはできていないと思います。

【3】 人見知りしない性格

一期一会をモットーに、自分からどんどん話しかける性格です。パーティーでトイレ待ちをしていたときにできた友達、スーパーで上の段の商品が取れなくて話しかけたことがきっかけで友達になった人など、新しい出会いはどこにでも転がっています!

【変化したこと】
仕事第一ではない人生で、心に余裕が生まれた

オランダ人は日本人と比較しても、「仕事以外の時間をいかに有意義に過ごすか」を大事にする人たちです。私も、仕事中(9時から17時半)は集中して働きますが、それ以外の時間では仕事はノータッチ!
 

オランダ
毎週木曜日の職場での飲み会
哲学の講義に行ってみたり、友達とのんびりしたり、ホームレスや難民支援のボランティアをしたり。日本にいたらきっとできなかっただろうなと感じる時間を過ごしています。

オランダ
週末はアントワープに旅行!

仕事第一ではない人生で、心に余裕が持てる生き方が出来るようになったと思います。

【移住して良かったこと】
好きな街で、好きな仕事ができる。無限大の可能性が広がるワクワク感!

自分の好きな街で、多くの友達に囲まれ、大好きなドキュメンタリーに関わる仕事が出来て、常に「移住して良かった」と感じています。日本にいた頃の自分を振り返ると、「敷かれたレール」に沿った王道の生き方をしていました。オランダでは、「みんながそうしているから、自分もそうする」という考えが通用しないため、毎回何かをする際には一度立ち止まって考える習慣がつきました。

また、何にも縛られずに生きていけるので、将来の可能性が無限大にあります。来年、他の仕事に就いている可能性もありますし、5年後にはまた他の国に移住しているかもしれない、もしくは世界一周の旅をしているかもしれないと、人生があらゆる方向に進んでいくワクワク感は、日本に住んでいた際にはありませんでした!

【メッセージ】
快適な場所から一度抜け出して、新しいことに挑戦すると人生はより豊かに変わる

オランダ
5月の誕生日に船を貸し切り、アムステルダムの運河で30人以上の友達に祝ってもらいました
人生はたった1度きり! 若いうちは安定を求めずどんどんやりたいことに挑戦する方がいいと、経験上感じています。オランダでは「他人と違ってナンボ」という考え方が主流なので、私自身も型にはまらず、特技や趣味、個性を伸ばせるよう新しいことにどんどんチャレンジしたい。自分にとって快適な場所から一度抜け出して、新しいことに挑戦すると、きっと人生はより豊かになるはずです。

これから海外に移住したい方は、国内にいるうちに徹底的に情報収集(文化の理解、金銭面のこと、仕事のことなど)して、語学力アップなどの準備は万端にしておくことをオススメします。中途半端な気持ちで移住して、ホームシックになったら元も子もありませんしね。

「自分は移住しても絶対大丈夫だ」という自信を付けてから日本を出る方が安心できますし、きっと後悔しない移住生活ができると思います。

【特集:移住女子に聞く「シゴト人生」の愉しみ方】

取材・文/栗原千明(編集部)画像提供: 大嶋貴代美さん

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